【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

間違った協調をすれば、それが我慢になり、苦になる

投稿日:2017年8月2日


 

昨日、今日と息子は休み。

木曜日に試験が一つと金曜日に提出期限のレポートがあって、それが終われば夏休みです♪

 

息子の大学はレポート形式が多いですね。パソコンが入学時に支給された理由が良くわかります。

試験のみならず、補講がレポート提出だったり、出席確認の代わりにパソコンから講義の感想を送るものだったり、ほぼ毎日のように使用しています。

でも、大学によってはパソコンを全く使わない大学もあるようで、イロイロのようですよ。

 

こういう違いを感じると、私は嬉しく、ほっとします。違うのが普通で、みんな一緒、統一しようというのが無理な話と私は思うようになったのでね(^_^;)

大学によってカラーは全く異なりますし、個々人が好きな分野を選択するので、力を入れて勉強する分野も大きく異なりますよね。人との違いを堂々と強調できるのが高校までとは違う良いところです。

実は、自分の学生時代はこんなことを考えたことなくて、ほんの少しでも今の考えを持てていたら良かったですね。

 

これは私自身の話になりますけど、私の内面は相当個性が強く、合う友達というのかな?「うん、そうそう」と考えや好きなことが一致する友達に巡り会うことが難しかったんですよね。

でも、私はどこかで、そういうものだと思っていて、周りに合わせ「協調する」のが普通のこと、そう思って過ごしてきました。

この傾向は今も残っています。

「嫌」を言えない時が未だにあります。

周りに気を遣って、我慢して合わせてしまうことがままあるんですね。私の場合は特に家族間、親戚間ですけど(^_^;)

外での対人面、環境面では、自分の意志を優先して「好き」を選ぶことができるようにはなりました。断ることもよくあるし、それを悪いとは思わなくもなりました。

 

気を遣って合わせる、これって協調性があって良さそうに見えますけど、間違った協調性ですよね?

自分が我慢という苦しみを感じながら合わせたところで、それが協調とはならない。

言葉の定義を無視して私の考えを伝えるなら、納得して、協力するのが協調で、この部分は我慢して合わせるのが協調ではないと思います。

譲り合って、調和する意味を間違えると、自分が苦しくなってしまうからです・・・

 

「嫌」を言えない、というのはこうした苦痛を抱えることになってしまうんですね。

だから、できないものはできない、嫌なものは嫌、それでいいと思うんですよ。

その代わりに、できることで協力する、好きなことや得意なことで協力する、この方が相手に対して、我慢から来る恨みも生じないし、相手も嫌われたり恨まれたりすることも少なくなります。

なんと言っても自分自身が楽ですしね。

 

誰でも嫌なことはありますって。

息子はそれが学校だっただけのこと。私の場合は・・・(笑)、主人の実家との付き合い、親戚との付き合いかな(笑)

お嫁さんだって、イロイロだと思いませんか?

私の友人には、笑顔でさらりと嫌なことを断る人もいるし、自分を抑えて合わせてしまう人もいます。自分の生活ペースを崩さないように生活する人もいれば、家族に合わせてしまう人もいます。

 

頑張って、我慢していると、その期間が長くなるほど「苦」が積み重なって、結局は自分を苦しめてしまいます。我慢の対象となるものをますます嫌いにもなってしまいます。

 

最初の段階で、「嫌」を受け入れて、できるところでの「協調」をはかれば、自分も楽だし、楽しいし、我慢の対象となった環境や人を嫌うこともなくなりますよね。

 

あなたは自分を抑えて我慢していることはありますか?

嫌だと思うことは何ですか?

我慢を重ねることで、ますます嫌いになっていっていませんか?

 

これ、結構大切だと思います。今、自分に言い聞かせながら書いています(笑)

考えてみてくださいね。

 








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