【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

想い

こういう高校があったら息子は通学していただろう♪

投稿日:2017年7月22日


 

全国的に今日から夏休み♪が多いのかな?

母親にとっては、ちょっと学校から解放される1ヶ月ですね。

お家生活が大変なことに変わりはないけど、毎朝学校に「欠席します」の連絡をしなくて済むのは、心が楽です(^^♪

不登校当初は、この朝の日課が結構重かったですね。

時間にすれば1分もかからない。その電話さえ終われば、その日は学校から解放される!毎朝そう思って電話していたのを思い出します。

でも、あの電話も意味があるのかね~。電話しなくてもわかるでしょ(^^;?

先生だって朝は忙しいし、私は私で心の負担だし、お互いのために良くないのでは・・と思いつつ、なるべく「事務的連絡の仕事」と割り切って電話をしていましたね。

我が家のような完全不登校なら、基本欠席なわけで、逆に登校するときに電話した方が良いような気もして、でも、学校相手じゃ無理だよね(;´∀`)

 

高校は通信制でしたから、朝の電話連絡は不要で、息子は友達との約束があるときに登校していました。学校が待ち合わせ場所という考えが息子らしい(笑)

振り返ると、卒業した通信制高校は、息子にとっても、私にとっても、かなりいい線を行っていた高校と思えてきます。

それだけに惜しい!という気持ちもあるんですけどね。

私にしてみれば、理由がどんなものであれ、息子が自ら登校するというだけで「素晴らしい学校」です。それは、いわゆる「学校」とは違う、不登校の子が足を踏み入れやすい雰囲気があるということですからね。

これで、授業が面白い!という環境でもあれば、息子は毎日ではなくても大学の講義的な感覚で通えたかもしれないな、と思えるんですよね。

それが私の思う惜しい!ということ。

 

それと、もうひとつ。

息子の通信制高校は、受験のサポート体制も整っていたので、〇会の教室授業が学校で視聴できるようになっていました。←コースによっては追加料金がかかりますが、低額に抑えられてはいます。

これが〇会ではなく、○○○ゼミナールの映像配信だったら通えていたかな?

だから、これも惜しい!(笑)

 

書きながら整理すると、我が家が望んでいた教育環境というのが見えてきますね。

まず、息子の高校は以下の環境が整っていました。

  • 登校してもしなくても良い環境
  • 授業は強制的に出席しなくてもよい
  • 授業を補う塾の映像配信が整っている
  • 映像配信でわからなかったことを学校の先生に質問できる

これを理想の環境に転換させると、

  • 登校してもしなくても良い環境
  • 授業は強制的に出席しなくてもよいが、授業内容が塾並みに面白い
  • 授業を補う○○○ゼミナールの映像配信が整っている
  • 映像配信でわからなかったことを学校の先生に質問できる

となります。

予算的なことは無視して(笑)、高校がこのような環境だったら、息子は毎日自分のペースで通えていたと想像できます。

 

これだけの設備を整え、環境を整えるには、資金も必要ですし、そのためには生徒も多数集めないといけない。私立の学校は経営という視点も持たないといけないので、こうした環境を整えるのは相当難しい。

でも、今や不登校は増加傾向にあって、昨年10月の文科省の発表だと、不登校の小中学生は12万なんだそうです。この中で中学生は35人に1人の割合とのこと

つまり、1クラスに1人はいる計算ですね。

12万人って言ったら、ちょっとした市の人口ですよ。

 

なんか、固ーい話になってきていますけど、付いてきていますか???(笑)

 

ちょっと地方レベルの話になるかもしれませんけど、

昔は、私立高校は公立高校を落ちた子が行くような位置づけでした。

でも、今では私立高校で「特進科」を設けるようになり、受験に力を注ぐ取り組みをするようになって、その競争も激しくなってきています。

不登校が年々増えている状況を考えると、私立高校に「特進科」ができたように、不登校で進学を目指す子が通う「単位制進学特進科」なんてのができてもいいんじゃないかなぁと、私の変な頭は考えるんですけどね(^^;

 

息子がこの環境だったら通えただろう?

ということを考えながら、書いてみました!!

 

それでは、夏休み♪

親子で、特に心の羽を伸ばして過ごしましょ(^^♪

 








-想い

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