【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

【不登校の理由】はこれもあるのか?~昨日読んだ本から思ったこと

投稿日:2017年3月28日


 

昨日は入学金等の手続き関連を無事済ませてきまして、ちょっと一安心。

私も最近は「もし、外出時に繰上合格の電話が来たらどうしよう?」と、余計な心配をして引きこもっていたので、昨日は久しぶりに一人ゆっくりの外出でした。

大好きな本屋さんで立ち読みをするつもりが、思わず2冊購入してしまい、併設のカフェで一気に読んでしまいましたよ。

 

一つは、完全に帯のコピーにひかれましたね^^

ありがたいお客でしょう?(笑)

ちなみにこの本です。

 

【スターバックスCEOが毎朝4:30に起きる理由】

うまいですよね?

スターバックスCEOのハワード・シュルツ氏のことは最初のページで触れているだけで、あとは朝の過ごし方を説く本ですから。

私は元々夜型人間ですけど、今は朝方に切り替えています。

やった方はわかると思いますけど、とても生産的で一日を気分よく始められますよね。

 

 

それともう一冊はコチラ。

 

 

大谷翔平選手の目標達成シートを見たことはありますか?(検索すれば出てきます)

実は、私はこのシートにとても興味を引かれていたのです。

大谷選手の活躍の裏にこうした目標達成ツールがあったということ。しかも、大谷選手はそれを達成している事実があるという点についてです。

私もそうですけど、目標は立ててみるものの、いつの間にか・・・という方が多いじゃないですか?

その達成をサポートした秘密のツールの仕組みを詳しく知りたかったんですね。

その目標達成シートの書き方を解説した本がこの本なんです。

 

私は好奇心が強いので早速帰宅してから、シートをダウンロードしてあっという間に作っちゃいました。

 

本の中でも説明されていることですが、これは自分と向き合う行為ですね。

目標を立てることもそう。それを達成するために何をすればいいかと考えることもそう。

考えながら書くことで、頭の整理をしています。

 

面白いなぁと思ったのは、昔の女性は冷静で落ち着いていた。

それはなぜか?ということ。

 

それは、家計簿をつけていたことがその理由の一つなんだそう。

この意味がわかりますか?

家計簿をつけることは自分の行動の振り返りでもあるし、数字的な分析でもあります。

家計簿をつけることで自然と内省できていたという知恵らしいのです。

 

確かにね、家計簿をつけてみれば、

・この出費は余計だったなぁと思う時もあるし、

・今週こんなに使った?いつもより多い、何に使ったんだろう?と思うこともあります。

そうやって、向き合って改善をしていくということですよね。

 

書いて向き合うということは、面倒くさいし、実は見たくないものも出てきます。

でも、頭がどんどん整理されて、スッキリするのも確か。

【無駄】が省けていくのも確かです。

 

若いうちからこうした頭の整理の仕方を知っていれば、人間性も高まり、人生も充実していくんだろうな、と思わせられました。

 

それともう一つ。

世代ギャップというのも取り上げられていて、30代以下と40代以上の世代では頭がまるっきり違うということが書かれていて、とてもヒントになりました。

私が経験してきた時代というのは、給料が毎年上がり、社会保障もしっかりしていて、今ほど将来を危惧する必要もなく、会社の業務を淡々とこなしていれば生きていけた時代でした。

今はどうでしょう?

20代以下の若者は将来安定した生活を送れると思って働いているでしょうか?

私が経験した20代とは大きく異なっていますよね。

未来を見据えながら動いているのが今の30代以下の世代なんだそうです。

 

これを読んでね、不登校もそうなんだろうなと思ったんですよね。

今、このブログを読んで下さっている方は40代以降の方が多いと思うんですよ。

40代以降の世代であれば、学校に行って、就職する、これを当然のレールとして生きてきましたよね。

私などは一切の疑いもありませんでしたし、こういうものと教えられていました。

 

ところが30代以下である息子の世代はそうではない。

確かに、私には理解できないことが多すぎましたし、わからずモヤモヤすることも多かったです。

でも、若い世代の人の方が将来に対してはとても敏感で、それを察知してもいるということ。

これからは少子高齢化で、どんどん人口が減っていきます。

大量生産をしても人が少ないので、もう昔みたいには売れません。

40代以降の人は過去にたくさん作れば売れる時代に生きてきた経験があって、その感覚が未だに残ってしまっているのです。しかし、若い世代はそこにしっかり気付いて未来を考えている。

 

この世代ギャップが今は大きくなっているそうです。

 

不登校に関しても同じかも。

学校に行けないということは、子供たちが何か学校に違和感を感じているということ。

それはなぜなんだろう?その感覚はどこから来るんだろう?

そう考えたときに、過去から続いている教育が今にそぐわないとなんとなく感じているからのなのではないか?

不登校の子供は特に敏感にそれを感じ取っているのではないだろうか?と。

 

そう考えれば、不登校の子供こそ未来型思考ができる子達だなって思えます。

もしかしたら、不登校の子供は時代の情勢の変化をキャッチする力に優れ、方向転換する力も優れているのかもしれない。

その秘めた力をつぶしてはいけないのかもとハッとさせられました。

 








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