ありがとう♡
これ、昨日主人から届いたメールの一文。
息子と二人で『何これ?』状態。
お酒が入っているね、で話は終わったんですけど、やっぱり飲んでました^^
昨日台風で新幹線が止まってしまい、自宅に帰宅できずに、急遽、出張先のホテルに宿泊したのです。
帰れなくなってホテルをどうしようか考えていた、と電話で言うんで、空きがあるホテルを検索して、ホテルのURLを3つほど送ったんですね。
その返信が『ありがとう♡』でした。
スマホを持って絵文字を使えるようになったのか(笑)
主人は、メールは全部敬語で送ってくるような変な人。どこまでも仕事感覚が抜けない人でね。
と、人のことは言うんですけど、私もそういうところがあるみたい。
『ホテルのURLを送ったからメール見て下さい。』
と主人の留守電にメッセージをいれたんですよ。そうしたら息子に、
『なんで敬語?(笑)』と言われたのは私(笑)
似た者夫婦なのかな。
主人も私も不器用な人間です。シャイなところも似通っています。
だからね、お互い、『ありがとう』『ごめんね』が、心では思っていてもなかなか言えないんです。
お互いわかってはいるんですよ・・・
きっと、どちらかがこの世を去るときには、『心からのありがとう』を伝えられるんでしょうね。
しかし、伝えられないままこの世を去るのは、大きな後悔が残るのもわかっています。
その日が突然訪れることもあるし、明日があると思わないで、今日一日を大切に、なんですよね。
伝えたい『ありがとう』は、直接伝えられたらいいけど、メールでも十分伝わりますね。
むしろ、ここに不器用さが現れて、逆に重みを感じるくらい。
感謝を伝えたいのに伝えられない相手、私にとっては、両親であり、主人なのかもしれません。
子供に対しては、ありがとうもごめんねも言えるのに、両親と主人にはどこか意地を張るところがあるんですよね・・・
すごく尖がっている私がいます。
自分が素直になれない相手のとき、私は手書きの手紙やメールを使います。
投函し、送信ボタンを押しさえすれば、もう後戻りはできませんし、文章であれば、一つ一つ丁寧に伝えられますから。
自分がこんな性格だからなのか、私がこの世を去るときに後悔することって何だろう?ということを考えたときに、一番最初にくるのが、
愛の出し惜しみをし、感謝の言葉を伝えられないこと。
両親は病気で他界したので、私に愛を出す猶予期間を与えてくれました。
もし、事故や災害だったら、伝えられていなかったと思います。
弱り果てていく親を見るのは辛いこともあるんですけど、親に感謝を伝えることができたことが、私の心に救いを与えてくれました。
あなたにはありがとうを素直に伝えられない人はいますか?
伝えられなくて後悔を残しませんか?
ありがとうは何度使ってもいいし、使いすぎるということは決してない言葉。
ありがとうと言えることは、相手を大事に思う気持ちが入るということです。
何度も口にすることで、良い波動を作れます。
口に出して言えなくても、今はメールもLINEもあります。
言えない自分を乗り越えたら、自分の心に爽やかな風が吹きますね^^