【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

想い

不登校の子供の言葉にならない気持ちを通訳するように話せたら

投稿日:2017年5月14日


 

我が家の4月、5月、6月は、主人の仕事が忙しくほとんど出張でいません。

一週間に一度の割合で帰宅するのですが、昨日がその帰宅日でした。

主人も疲れているだろうに、息子とちゃんと会話している(笑)

それだけでも嬉しいのに、夜中に二人で近所のコンビニに買い物まで行っちゃって~。

車の中では、

「大学楽しいか?講義楽しいか?」

「体調崩して1日休んだけど、行ってるよ^^」

「そっか!そっか!」

と、ずっとニッコニッコだったそう(^◇^)

主人も嬉しいだろうなぁ。出張の疲れも吹き飛んだかもしれません。

私もまだフワフワ感が抜けませんけど、我が子の「行ってきます!」「ただいま!」ってこんなに嬉しいものなのか・・・と実感しています。

こんな些細なことを喜べるって得だと思いますし、現に本当に嬉しくて10歳くらい若返った気分にもなって、これから頑張ろう!と思えるんですよね。

我が子だけに、心配で苦しむことも多かったけど、小さなことに喜びを感じられるのも親だからこそ、なのかもしれませんね。

 

主人もきっと同じなんでしょうね。

口には出さないけれど、主人の方が実は心配性らしいです。

息子がまた主人の心を読んで話してくれるんですけど、

「俺だけじゃなく、お母さんのことも心配しているんだよ。」なんてことも言います。

「えっ?まさかぁ(笑)」「何で?」と聞いたら、

「自分が家にあまりいないから、お母さんを家で一人にしておくのが心配なんだよ。今は俺がいるから、その点では安心していると思うよ。」だと(なんと生意気な(笑)←母の心の声)

見かけだけは成人並みになりましたから、なんとなーく家に男性が一人いるだけで安心なんだそう・・・。

合ってるかどうかはわからないけど、確かに心配性ではあるからそうなのかも(笑)

 

でも、なんでそうやって人の心を読むかなぁ~(笑)

息子が言うにはね、人の心を探るのは好きなんだそう。これは、ゲームや麻雀でも同じで、相手の手を読み裏をかく、なんてこともする。

でも、自分の心を読まれるのは嫌だとも言います。

 

だからね、本当は心理学科に行きたかったんだけど、心理学科の人とはあまり友達になりたくないなぁと話していたこともありましたね。

 

こういったことは、息子が話してくれるから私は知ることができるけど、話してくれなければきっと私はわからずじまいのまま。主人の秘めた気持ちも息子の心もね。

息子も心身成長して、自分で心を整理することもできるようになったし、考える力も成長と共についてきて、それを表現する語彙力も増えてきています。昔は言葉にできなかったことが、今は言葉にできることが多くなったということですよね。

小学校、中学校あたりまでは、語彙力も未熟だから、伝えたくとも伝える力がなかったのかもしれないと今なら思えます。だから、辛かったよね。

 

不登校は感受性が強い子が多い、と聞いたことがあります。

自分が感じている心を上手に表現できない子が多いのかもしれない。或いは、人を傷つけてしまう、と思っているのかもしれない。

 

今の息子なら、その子の気持ちがわかって、通訳するように代わりに話してあげられるのかなとも思う。

臨床心理士は相手を観察して、よく話を聴くだけでは足りなくて、豊富な語彙力、表現力も必要ですね。

「うん、その気持ちを伝えたかった」と

苦しむ方の心を伝えてあげられるように・・・

 








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