【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

ポケモンGOは、引きこもり解消になる?

投稿日:2016年7月25日


 

ポケモンGOがスゴイですね^^;

私はゲームに疎くてあまり詳しいことはわからないし、ポケモンは息子が幼少の頃からありましたが、息子は一切興味を示さないし、名前だけしか知りませんでした。

 

で、調べてみたんですけど、

位置情報を活用することで、現実世界そのものを舞台として、捕まえたり、バトルをしたりするそうですね。

 

私がとっさに思ったことは、『発想が独創的』『これは、人はやりたいと思うモノ』でした。

 

今までのバーチャルなゲームの世界から、そのゲームをリアルな世界で楽しめる、これはアイディアですよね~。

 

余談ですが、任天堂の株価が先週すごいことになっていました。

7月初旬には15,000円くらいだったのが、先週は30,000円です。

以前、モンスターストライクが出たときも、ミクシィが上がったんですよ。

 

ポケモンはやらずともモンストにははまっている息子です。

その息子が『お母さん、ミクシィ株が上がるよ^^』なんてことを私に言うんですよ。

観察していたら、本当に上昇!

 

ゲーム関連は反応が高いんですね。

お子さんからゲームの情報を得ていたら、ちょっとお小遣いもいただけるかもしれませんよ、というプチ情報でした^^

 

それと、もう一点ポケモンGOで思ったことは、私が不登校で引きこもりの子供を持っているからなんでしょうか、『引きこもりの子を外に連れ出すアプリ?』などと思ってしまいました。

 

実際、引きこもりがちな友人のお子さん、歩きたがらない息子の友人、朝から街に繰り出して夢中になっています。

節度を持ってプレーすれば、私なんかも運動不足解消になるのかもしれませんけど、興味ないんです。

 

息子がポケモンに興味があったら、果たして外に出ていったのか、それを知りたくもあったんですが、全く興味がないようなので、我が家は引きこもりに軍配が上がりました。

 

ポケモンの話をつらつらとタイムリーに書いていますが、

これは、開発者が、

『消費者が楽しいと思えるゲームはどんなのだろう?』
『どんなシチュエーションならワクワクするんだろう?』
『今までにない、どんなことをすれば、アッと言わせることができるんだろう?』

こんなことを四六時中考えていたんだと思うんですね。

ゲーム好きな人に『どんなゲームをやってみたいと思う?』と直接聞いてみたり、あるいは、お子さんに聞いたりもして、

相手がどんなことを求め、どんな事を楽しいと思うのか、それを実現するにはどうすればいいかに意識を向けていたから、できたサービスだと思うんです。

 

これ、分野は違っても、不登校の子に向き合う姿勢と全く同じですよね。

本質的なことって私は好きなんですけど、このように分野は違っても、そこに流れている基本というか、原理原則というか、土台となる根本的なものは、とてもシンプルで変わらないものだったりします。

 

子供が勉強しないからこんなの出してほしくない!
スマホばっかりしているからゲーム禁止!

こういう対応をする親は結構多いと思うんですが、私はこういったところにいろんなヒントがあるととっても気になってしまうんです。

 

これだけたくさんの人が群がっていて、サーバーにも負荷がかかりすぎているんですよー。

これだけ多くの人を動かすものは何なのか?

この裏を見た方が、お子さんの将来の目を養えます。

『先を見通す力』という学校教育にはない学びがあるんですね。

勉強ばかりしていては気付けません。でも、遊んでばかりいてもいけませんよ。

そして、迷惑をかけない程度にやらないとです。

こうした『気付き』というのは、不登校の子の方が有利です。

あまりありがたくない部分の学校教育の型が染み込んでいないというのは、発想を柔軟にします。

 

もし、お子さんがポケモンGOをやっていたら、

『これのどこがスゴイと思う?』
『今までのゲームと何が違うのかな?』
『〇〇(お子さんの名前)は、どんなゲームがあったら面白いと思う?』

などと会話をしてみてください。

お子さんの熱い思いが出てくるかもしれませんよ^^

 








-考え方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

人が求めるものは人の心の中にあります

  不登校生活が長くなると、考えることも変化していきます。 私のケースで言えば『復学』から『自立』へとなってきました。 子供の成長に伴い、そうなるのは自然のことかな? 息子は今高校3年生です …

不登校で親の気持ちが上がったり下がったりでしんどい時は、自分のイヤを確認しよう

  台風がまた被害をもたらしていきました。 自然災害は心が痛みますね。。。 私が住む東北はほとんど台風は逸れていくので被害は少ないのですが、それでも大雨で電車は運休。 息子の大学も休講となり …

以前はできなかったけど、今は簡単にできること

  『以前はできなかったけど、今は簡単にできること』 今日、目に入った言葉です。   これについて思うことがあるので今日はこれを記事ネタにします。   人間みんなに共通し …

不登校になると夫婦の意見もぶつかりあいます。その時に自分の思いをどう伝えるか?

  頑固、意固地・・ この言葉を聞いていいイメージを持つ人は少ないですよね。 これを信念を持っている人と読み替えたら、マトモな響きになります。 自分が信じているものはなかなか譲れない。 でも …

【引きこもり】は外面的側面に過ぎない。私の内面は「丸裸」です(笑)

  今日でお盆も終わり。 主人の仕事はGWが全く休めず、その振り替えが夏に来ています。ですから、夏休みは普通の人より長く2週間くらいあって、今が丁度半分くらいでこれから後半戦というような感じ …