野球も開幕し、昨日は羽生選手が素晴らしい演技で優勝!
サクラも咲き始めている春ですね。
今年の4月は私の中では今までとは異なるもの。
私の中でも自分自身のスタートになるんだろうなという静かな情熱と少しの緊張があります。
年が明けてから、耳管開放症という不調もありましたが、徐々に症状が軽くなり今では普通になりました。
胃腸系もちょっと気をつけないと・・・というサインはあったのですが、こちらも落ち着いてきました。
ストレスをコントロールしていたつもりでしたけど全然コントロールできていない。
体調に来るほど私のメンタルはやかりモロかった(笑)
人と同じでコントロールしようとするのは逆にストレスを生むことになるのか?
このあたりのさじ加減は難しいと感じています。
これも「どんな状況」を得意とし「どんな状況」を苦手としているか、それを自分で知ることですね。
今までの私の強いストレスは親戚関係における対人関係でした。
これは自分でもわかっています。
でも、今回は息子の受験。
私にとっては最初で最後に経験となりましたが、これも結構な心理的負担だったんだ・・・と、自分の体調回復から振り返っていましたよ。
親は何もできないし、見守るだけで自分の努力で何とかできるものでもないから、逆にしんどい。
おそらくカテキョーくんも似たような感情を持って息子の受験を見守っていたのかなぁと今思っていたところです。
自分が受かったときの喜びとは全然違うものと言っていましたしね。
カテキョーくんとの二人三脚は中2の冬からだったかな?
ですから、約4年ちょっとです。しかも、相手は息子です(笑)。一筋縄ではいかない息子です。
この4年で、息子の性格も、くせも、息子のやる気を引きだすコツも心得て、息子の得意な分野も苦手な分野もピタリと想像できるくらいになっているカテキョーくんです。
息子の強みを引き出す操縦術はきっとカテキョーの方が私よりはるかに上ですね。
カテキョ―くん自身も決して順調な人生ではなく、どちらというと挫折の人生。
でも、学校に行っていない無学習の息子を大学に入れるまでに指導して下さったのですから、私はそこに「自信」を感じて欲しいと思っていて、こんなにできるんだ!という自らの可能性と自信を深めて欲しいと願っています。
最後までやり続けてくれたカテキョーくんには感謝の気持ちでいっぱいです。
一方で、カテキョ―くんにもこの経験値をしっかりと自分の人生に活かして欲しいなぁと、これはすごいことなんだよと、ちょっと母心的に思うところもあります。
「教えること」は大変です。
でも、「教えること」は誰よりも自分が学べます。
自分が合格するように頑張るのは「自分」のため。
人を合格に導かせるように教えるのは「他者」のため。
同じ合格でもカテキョーくんの感じる「合格」の違いはどうだったんだろう?
想像はつくけど、「自分」より「他者」の方がきっと強いでしょうね。
人の心の仕組みってとてもシンプルのように思えます。
自分が目標を決めてひたむきに目指すゴールより、自分が目指すゴールに他者がいる方が圧倒的に強い。
他者を介在させる喜びに比べたら、自己達成感などちっぽけなものです。
目標を描くときのポイントもそこに誰かが喜ぶ顔があるかを考えることが有効ですね。
これは強烈なモチベーションになると思いますよ。
そこに他者の笑顔を想像できれば、より強い力になって目標に向かっていけますから。
目標設定の一つのヒントに・・・