【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

「期待」も「不安」も結局は現実化しなかった

投稿日:2017年9月19日


 

子供は思い通りには育たない!

これは多かれ少なかれ誰でも思うことですよね?

 

私がかつてした妄想は、息子の運動会で活躍する姿でした(笑)

主人と私は体育だけは共通して成績は良かった。

そこだけは似ていたので、息子も運動神経が良くて、足も速い子だろう♪と勝手に想像していて、小学校の運動会がホント楽しみだったんですよね~。

ところが、現実とは皮肉なものです↓↓

 

  • 喘息で走れない
  • 不登校だから運動会も出ない

 

今でも走ると発作気味になるので、走ることはない息子。運動会だけではなく、私は息子が真剣に走る姿は見たことないですね・・。

結局、私が思い描いていた姿は見れずじまいだったということです。

まぁ、こんなものですよね?あるあるだと思います。

 

ところが、いい意味ではその逆もありだったわけで、私が思い描いて不安も現実のものとはなりませんでした。

 

息子が不登校になることで、

  • 勉強の遅れはどうすればいい?最後まで友達に遅れたまま?
  • 友達ができないのでは・・
  • 外に出れないのでは・・
  • 社会性が身につかないのでは・・
  • 将来、仕事につけるのか・・
  • 親子で社会から切り離された生活を送ることになる?

私はこうした不安要素と戦ってきました。

 

息子はまだ社会人ではないので、今の段階でも、

  • 周囲と「和」を保ちながらやっていけるか?
  • 最低限の規律を守ってやっていけるのか?
  • 仕事を継続し、きちんと毎月収入を手にしていくことができるのか?

こうした不安は襲ってきますよ。

 

ただ、今の大学生活では、

  • 勉強の遅れはたくさんあるけど、なんとか大学生になれている
  • 大学でも積極的に友達を作り、LINEグループまで作って講義ノートのサポートをし合っている
  • 講義の内容によっては休むこともあるけど、ほぼ毎日大学に通えている
  • 90分の講義も問題なく受けている

これらの事実があります。

不安に関しても現実のものとなっていないことの方が多いですね。

入学するときに、通えるかどうかはわからないけど、やってみないとわからない、ダメモトの気持ちがあったのが良かったのかもしれません。

たいていは期待をするからガッカリするので(笑)

 

結局のところ、行動をという意志を起こせるのは、その本人だけということ。

母親が子供に行動をして欲しいと思っても、子供にその準備が整っていなければそれは期待外れに終わって当然。

人の動きにヤキモキするのはストレス以外のなにものでもないですね。

分かり切ったことをどれだけ繰り返してきたんだろう・・と、ホント学習能力がない自分だったなぁと思います。

 

簡単なことで言えば、主人とのこんなやり取りがいい例。

主人「コーヒー淹れて!」

私「今無理ー。自分で淹れて!」

ムッとする主人(笑)

 

コーヒーを淹れて欲しい!という期待込めて、それが果たされないとムッとする。

最初から自分で淹れる行動を取っていれば、ムッとすることもなかったはずなんですよ。

考えてみれば、勝手に相手に期待して、その自分の期待が果たされないからムッと来るというのは、随分と自分勝手なことですよね(^^;

ところが、人というものは「どうしてやってくれないの!」と、これを正当化してしまう。しかも気付かずに。

 

自分の行動は自分でコントロールできるのだから、他人の行動ではなく自分の行動をコントロールしていくのがベストです。

自分に甘くするのも、厳しくするのも自分次第だけど、もし、よりよく変わろうとするその人の意志があるのなら、その行動は周囲にも影響を及ぼしていくもの。

人のことを気にして、期待するより、自分にできることに行動を集中した方が結果としてうまくいく。

 

早くに気付ければいいものをなかなかそうもいかないのが、人生の学びの深いところです。

 








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