ブレイクスルーという言葉を知っているでしょうか?
努力を重ねて来て、成果が一気に出る瞬間、このようなニュアンスですね。
何をするにしても誰でも最初は初心者です。
勉強なりを積み重ねることで結果を出すことができますよね。
積み重ねて、積み重ねて、あるポイントでグッとグラフが伸びる、その瞬間というのがあります。
もがいて、もがいて、もうやめようと思うことが何度もあって、時には何年も続くこともありますね。
でも、そのポイントを突き抜けてしまえば、これまでとはまるで違った結果が出るようになります。
この感じは、結構爽快!
『あ、こういうことだったのか・・・』と納得スッキリしますね。
息子をみていると、もうすぐブレイクスルーを起こせそうなのに、その一歩手前でもがいている・・そんな感じです。
本人もなかなか結果が出なくてもどかしいでしょうね。
結果が出る、出ない、の個人差というのは、継続して勉強し続けるというのも必要ですけど、要領もあるのかなって思います。
私は不器用なんで、一つのことを継続するのは結構たやすくできます。
でも、成果が出るのはめちゃくちゃ遅い。これは、長年のいろんな勉強で経験済み。
何でこんなに遅いのか?そのスピードをめ速めることはできるのか?
これは、私自身が取り組んだ課題でもあるんですよね。
同時にスタートしても、周りは私を追い抜き、結果を手にしていきましたから。
何が違うんだろう・・・
今はこの答えがなんとなくわかりますよ。ただ、上手に説明できるかは疑わしい(笑)
でも、トライ!
まず、結果を出すために、勉強することは絶対に必要です。これは、大丈夫ですよね?
でも、ただ覚えるだけではダメだということ。
覚えるだけなら、もうひたすら繰り返すしかないでしょうね。自分の電話番号や住所を覚えるようにね。
ただね、この作業はつまらないですよね?
暗記を繰り返すだけでは、楽しくないし、継続も難しい。いくら頭に入れても、使えないと忘れ去られていく記憶になってしまいます。
ですから、何かを勉強するときは、英語で言う5W1Hを考えてみてください、ということを伝えたいです。
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、ですね。
いま勉強していることを、
いつ使うのか、
どこで使うのか、
誰が使うのか、
何をするときに使うのか、
なぜそれが必要なのか、
どのように使うのがいいのか、
ただの暗記ではなく、ちょっと変化を入れてみる工夫をするのです。
暗記だと脳の中では断片的な情報にしかならなくて、他に学んだこととつながりを持ちにくいんですよ。
でも、5W1Hを意識すれば、実際使うという指令を脳に送ることになるので、今まで入れた知識とつながりやすくなるのです。これは、私の体感ね。
中には、これは暗記で対応しないと無理というのも出て来るのですが、それはそれ。自分で納得した上での暗記ですから、ただの暗記にはならなくなります。
息子の状態というのは、必要な知識が脳内にまだ散らばっている状態なんでしょうね。
知識と知識がつながり始めてはいるのだけれど、まだまだバラバラの方が多い。
でも、ここでやめてしまうと、ブレイクスルーを感じることもできないし、非常に勿体ないと私は思います。
大学受験には間に合わなかったブレイクスルーだけど、この感覚はぜひ感じて欲しいなと私は思っています。
これを感じることで、今後の学び方が変わって来るし、これは、これから大きく生かせる技術になると思っているので。
本日も息子は受験日。
これから送り出してきますね(^_-)-☆