本日は息子のカウンセリング日。
そのことで思い出したことがあったので、今日はそれについて書きますね。
カウンセリングのドクターによく言われることがあります。
それは、将来の選択肢について可能性を狭めないようにするということ。
ドクター自身の経験も聞いたんですけどね、なるほど~というモノでした。
ドクターは開業医の息子として産まれたのですが、親に「医者になりなさい」とは言われたことはないんだそうです。
ただ、周囲の人から「何科のお医者さんになるの?」と問われ続けていた、と言っていました。
すごく想像できますよね?
医者の子供が医者になるのはよくあることで、それは小さいころからの環境が大きいんですね。
お医者さんの家庭がどんなものかは実際はわからないけど、テレビを観る習慣とかはあまりなく、父親が書斎で仕事をしている・・そんな感じなのでしょうか?
跡取りの命が授けられていれば、こうした環境はその子にとっては良い方向に働きますね。
子供の可能性とは、環境次第でどのようにも変わります。
これは、私達大人も同じですよね?
どのような所に住むか?どのような人と付き合うか?で私たちの生活も変化していきます。
ただ、どうしても慣れない、緊張する、疲れるといった違和感がそこにはあるので、「今のままでいいや~」と、変わらなくてもいい欲求も顔を出してくるんですね。
子供は、大人以上に将来に可能性があります。
どんな才能が芽を出してくるのかは、きっかけ次第。
そのためには様々な経験をしてみることと本人の気付きの感度も必要にはなりますが、その才能は想像もつかないものかもしれないんですよね。
親が○○だからという環境で育ち、その子の才能もその方面であれば、それは望ましい進路です。
でも、そうでなかったら?その子の才能が別なことだったら?
この可能性だって十分あり得ます。
高校受験はまだ将来を決めるものではないかもしれませんが、大学受験は将来を自分なりに思い描いての選択になります。
息子もそうやって大学を選択をしました。
ただ、カウンセリングのドクターは、息子には他の可能性もあると見ているようです。
もっとはっきり言えば、息子の適性は心理方面ではなく、数学を生かす経済方面ではないかということです。
私は私で、読解力を生かした文学方面かも?とここ1年の息子の成長をそばで見て感じているんです。
心理か?経済か?文学か?
これね、普通に学校に言っていたら、私はそんなことを思ってもいなかったと思うんですよね。
学校から届く評価や成績、つまりは、説得の力のある数字だけでこの子の得意なモノはコレ!と信じていたように思います。
ただ、24時間一緒にいれば、そして、息子の勉強にもちょっと触れてみれば、意外なことに気付くことは多いです。
私が学校に教育を丸投げしていたら、息子の不得意科目は英語と決めてかかっていたでしょう。
でも実際はそうではなくて、息子は英語を嫌いではないんですよ。
ゲームとかでネイティブの英語は聴いていますし、そうそう、トランプ大統領のツイッターも読んでいます。英文も想像力を使ってある程度の文面を掴んでいますし、巧みな想像力で会話も相手の爆笑を買いながらきっと可能でしょう(笑)
本人は望みませんが、家族で英語圏のところに移住したとしたら、息子が一番英語ストレスがないでしょうね。
ホント、子供の才能って面白いですよ。
コレと決めつけないことだと思います。
いつも子供といる私達ならではの発見も本当にあって、お母さんがどのような目でお子さんを観るかなんですよね。
共に過ごす時間をどの方向に向けて使うのか?
一緒にいるという有利さもある、ということを覚えておいて下さいね^^