今日は主人と息子が、あるテレビを見ていて、主張のぶつけあいとなっていました。
決して口論ではないんですけどね。
でも、私はそばで聞いていて、息子は本当に学校が嫌いなんだとよ~くわかったようでもあって、それはそれでよかったなと思っているんです。
主人が観ていたテレビなんですけど、
東大、京大に塾なしで受かるようにカリキュラムを組んでいる学校の紹介のようなものでした。
主人と息子の会話は、
主人:『塾なしで入れるなら安いかもな』
息子:『それって、きっと暗記させるやり方でしょ?俺は塾の方が良いな』
ま、そのあといろいろ言い合っていましたけど、主人も息子も譲らない。
私は黙って聞いていて、息子が学校の何が嫌か探っておりました。
実は、もっと盛り上げてもらって、材料が欲しかったくらいなんですけど、お互い伝わらないと感じたのか、二人ともやめてしまったんです。
今回は客観的に二人の会話を分析できたので書いてみますが、二人の見ているところが全然違うんですね。
だから、話がかみ合わない(笑)
主人は塾なしで受かるのが素晴らしい、学校の勉強だけで受かるのが素晴らしい、という点だけに着目している。
授業がどんなものかは見ていないのです。
学校のやり方に沿って、ついていければ結果は出るだろうという視点です。
息子は、それはきっと詰め込むやり方、暗記させる進め方だと思っていて、そうであるなら、塾と学校は同じではなく、全く違うモノという視点を持っているようでした。
息子は、暗記させるやり方がダメなんですよ・・・
自分のなぜ?を掘っていって、理論で説明できるように理解しないと進めない。
暗記は理解してからなんですね。
息子のアスペルガー的な要素のところですよね・・・
これが学校での学びを難しくしています。
息子の勉強方法は、忘れない勉強法で身になるとは思うのですが、スピードを要求される受験向きではないんですよね。
言われたことを素直に暗記できる主人と理解してからじゃないと暗記できない息子。
話は平行線・・・でした。
これね~、分からない人に一回で説明するのは難しい。
不登校だったり、発達障害だったり、のことがわかる方でないと、私の伝えたいことは伝わらないかもしれません。
時間をかければ説明できるとは思うんですけど正直、そこまで聞こうとする人もいないし、わかって欲しい方にだけ、いろんな角度から繰り返し説明することにしています。
不思議です・・・
身近な親や親戚、友人には、ほとんど伝わらず、同じ悩みを持つ方や、兄弟や親戚に同じような子がいて、見ている人には伝わるんですよね。
偏見と思われるかもしれませんけど、今のところの私の事実でもあるんですよ。
不登校や発達障害ということは知っていても、実際どう?というのはまだまだ知られていない状況ということ。
少数派の中に入ってしまっているのが私で、それは私にとってはきっと意味のあること。
だからこうしてブログを書いているのかもしれません。
ここに私の道があるんでしょうね。
楽しみながら頑張りますよ^^