息子の試験が来週に迫り、いよいよラストスパートです。
カウンセリングのドクターに言われたことは、集中を切らして投げ出さないこと、でした。
そして、この勉強をもう一年続けるのがいいのか、投げ出さないで今に集中するのがいいのか、と問われました。
息子の答えは、もう1年これはシンドイな〜でしたよ。
あなたのお子さんも大学受験に直面するかもしれないのでお伝えしておくんですけど、やはり不登校ですと大きな差は出ます。
大学のレベルによっても異なりますが、国立となると試験科目も多いですし、競争相手は相当準備をしてきています。今では中高一貫校もあり、それこそ大学受験に向けてのカリキュラムを組んでいますからね。
中高一貫の子達も不登校の子達も、同じリングに上がって勝負をしないといけないのですから、これはわかりますよね?
もし、お子さんが大学受験を望んでいるなら、準備は早い方が良い。
息子は高校3年からぼちぼちと始めた感じでしたが、全教科はカバーできませんでした。私立の3教科が精一杯ってとこ。さらには、その3教科さえも追いつくのがやっとで、試験でも時間が足りなかったり、うまくアウトプットができないって現象が起きています。
進路のことを考える時に、もしそれが大学進学なら、勉強が追いついていないということは本人にとっては負担でしょうね。うーん、辛いです・・・。
遅れた分を短い期間で取り戻さないといけませんから。
もし、大学受験を望むであれば、これが現実です。
あなたはこれを聞いて、どのように対処方法を考えますか?
あの手この手を尽くして、登校を促しますか?
塾や家庭教師を試してみますか?
それとも、他の手段を考えますか?
ちなみに、もし私がこれから直面するならどうするか?
高校は全日制の高校に通えたら一番望ましいですけど、単位制の高校でも通信制でも良いと思います。正直、高校はどこでもいいです。
やることは毎日の家での過ごし方に工夫を入れること。
親が何も言わなければ、昼夜逆転でゲーム、スマホ中心の生活に傾きますよね?
これを無理に改めようとはしませんけど、会話を増やすような環境はつくります。
会話をしながら、子供が将来のことを考える方向性に持っていきますね。決して堅苦しい雰囲気ではなく、本当に日常の会話の中でね。どんな仕事のスタイルがあるのか、どんな分野の仕事があるのか、今後の日本の将来はどうなるか、などなど。
丁度アメリカでは、トランプ大統領が就任しましたから、そのことで日本がどんな影響を受けるのとか?どう思う?そんなことを話しますね。
それから、どんなことに興味があるのか、やってみたいこととか、一緒に話しながら考えます。
これは、どんな制限も与えないでですね。
親としては、ここで「そんなこと」と思うこともあるでしょうが、まずは洗い出すことがスタート。そこで遮らないことです。材料が多い方が視野も広がりますからね。
一年間はこうやって過ごすかな。
でも、大学進学のことは頭に入れておきます。
そして、大学受験を目指したいというのなら、高校3年からではかなり厳しいので、できれば2年から始めるようにしたいですね。
不登校の子供たちは、地頭は悪くない。
ただ、勉強が足りていないだけなので、やればあっという間に伸びると思います。
だから、そのやる気の火をどうやってつけるか?
ここですよね?
そのためには、お子さんと会話をして、会話がなくてもお子さんをしっかり観察して見つけていくことかな。
ただ漫然と過ごしていたのでは、かなり厳しい。今日はこのことをお伝えしたくて書きました。