【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校の子供の親が学校に執着してしまうとき!こんな考え方はどうでしょうか?

投稿日:2018年2月24日


 

今年になってから、環境の変化というか、心境の変化というか、私の中で大きなうねりが来ているのを感じております。

周りから見たら、きっと変わらぬ私なのだと思いますけどね^ – ^

変わらぬ日常を送っているように見えて、実は内面では大きな変化を遂げている。

あなたもきっとそう。

周りから見たら何の変化もないように見えて、でも、毎日試練に向き合って成長を遂げている。

これは間違いのない事実だと思います。

 

実は先週末、あるセミナーに参加して、そしてセミナー終了後に一泊二日でセミナー仲間とレンタカーを借り、神社巡りをして来ました。

集団行動が苦手な私が飛び込んだ暴挙的な行動(笑)

さぞ、苦痛かと思いきや、これが心地良かった!

観光ツアーではないし、そもそもハプニングありきで動いているし(実際ハプニングだらけでした)、それも面白さ!

それに、セミナーというのは主催者の波長に会う方が集まるので、似た波長の人が集まる可能性が高い。

波長が合えばですが、その場が長年の付き合いであるかのような空気感を醸し出すから不思議ですね。

 

自分の場を感じるには、自分の感覚を信じることが何よりも大切でして、ここで自分の「~しないといけない」「〜行動すべき」という思いを優先してしまうと、苦痛が始まり、それは継続します。

これは体感しないとわからないかもなんですが、一度心地良い空間を感じてしまえば、「こういうことなんだ・・・」と自分の感覚を信じられるようになるし、その感覚をその後も求めていけるんですけどね。

ただ、なかなか自分に合う環境を見つけられないことの方が多いし、学校のような半強制的なコミュニティもあるから難しいのです。

小学校、中学校というのは学区が決められていて、たまたまそこに住んでいたから、その学校に通うんですよね。

高校にしても、ある程度自分の選択が効くとはいえ、同市内であることがほとんどです。

その狭い中で自分に合う環境に出会える方が奇跡的ではないでしょうか?

お子さんの波長に合う学校がたまたま近くになかっただけとも言えるし、選択肢がさらに狭まる地域であれば、なお、その傾向が強く出てもおかしくありませんしね。

学校というコミュニティだけで考えてしまうと、我が子に問題があるように思えてしまうけど、もっと視点を広げてみれば、ちょっと違った考えもできると思います。

 

例えば、ママ友との付き合い方も同じ事が言えて、これもたまたま子供が同じ学校に通っている母親同士だけのことで、自分に合わなくて普通のこと。

あなたにとって心地良い友達は実際他にいて、その友達といる場があなたらしくいられる場所ですよね?

学校もこれと同じように考えたら、そこが全てではないことがわかりますし、親がそうした理解の目を持つことで本来のお子さんの姿を引き出せると思います。

 

生きていく上で人と人とのつながりはとても大切です。

支えながら行きていくのが人間です。

好きな人から学べる知恵というのは、生きていく上でものすごく役立つことも多くて、一つの言葉で10のことを学べることもあるだろうし、言葉一つでキラリと光が差し込むように感じることもあるものです。

学校で学ぶ勉強は、自分が必要と思った時に習得できるものですよ。

必要になったその時に人間の脳がそうしてくれますって。

ですから、今の学校が合わなくても普通と思ってもいいと私は思っていますし、そこに無理やり合わせるよりも、お子さんの合う場を探すことに力を注いだ方が良いと私は考えます。

 

人は悩んでいると視野が狭くなり、太陽の存在さえも忘れてしまいます。

でも、太陽はどんな時も変わらず私たちを照らしてくれています。

一つの考えに囚われているなあ、執着しているなあ、と感じたら、太陽を見あげてください。

そして、あなたが太陽になったつもりで、そこからあなたが住む下の世界を見ていると想像してください。

 

あなたのお子さんの学校が見えますね?

でも、少し離れたところにも学校はあるのが見えますよね?

もっと視点をあげれば、北海道にも、九州にもあるのが見えるでしょう。

さらに、人生を通しての学びとなると、学校以外で学ぶことも多いということが見えてきます。

目を向けさえすれば世界はこんなに広いのに、一つの世界にこだわり小さくなっているのがあなたです。

 

こっちにはこういうのがあるよ^^

この子にはあそこが合いそうだ^^

 

見渡せば、我が子に合いそうな場がそこにある。

学校以外で学べることもたくさんあるのに、どうして学校だけを見てしまうのでしょうか?

 

たまたま学区内ということで入った学校に通えないというだけで、ダメではないのです。

それは考えが小さすぎます。

苦手なママ友集団に3年間、しかも、毎日付き合う状況を考えてみればわかるでしょう。

そこで頑張ることができないと社会不適合なのでしょうか?

人との付き合い方や学ぶ場は他にもたくさんありますよね?

学校という場が勉学とコミュニティを学ぶ場であるならば、お子さんに合うコミュニティが他にあるはずだと信じること(というか、必ずあります)、学校の勉強が必要になった時は、誰でも身につけられる脳力があると信じること(これも必ずあります)と私は思います。

 








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