【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

小学校2年~高校3年まで不登校の息子について書いているブログです。 現在は受験を経て大学生になりました。不登校を受け入れ、変化してきた母の心を綴ります。

考え方

不登校の子供には言葉の受け取り方も教える必要があります

投稿日:2016年11月15日


 

相手を見ていてこうしたらいいのに・・・と思うことありますよね?

いやね、ほんの些細なことなのですが、主人が朝バッタバッタと出張の準備をして、慌てて出て行きました。

運動不足だから、駅までランニングも考えようによってはいいのかな(⌒-⌒; )

この姿を見るたびにいつも思うのです。

前日にある程度用意しとけよ〜って。

主人のすごいところは、海外旅行であっても当日の朝に準備をするところ。

勿論、バッタバッタ✖️

言っても聞かないし、困るのは本人で私ではないですから、最近はただ見ています笑

結局、本人が気付いて改めないことには、この習慣を変えることはできないんですよね。

私は前日に用意した方が良いと思っていても、本人がそれで良いのならそれで良い。

単純だけど、これがお互いが気分を害さない方法なのだと思います。

 

喫煙者がタバコをやめるのも、かなり辛いと聞きます。

やめるきっかけは、自分の重篤な病気だったり、子供が産まれたり、が多いのかもしれません。

自分で良くないこと、こうした方が良いということはわかっているんです。わかっていることを意見されるからムッとくるんですね。

まだ、これが親子間や家族間ならなんとかなりますけど、家族以外だとこじれる可能性もありますね。

自分でわかってることを言われれば反発したくなる、これが一般的な感情で、逆に何も言わないと、『あれっ』と拍子抜けして、むしろ効果的なこともあります。

主人はこのパターンですね。

 

まぁ、言ったり言われたりをして、私達も勉強していくんですけど、言う時も言われる時も大切なのは、タバコを吸う行為だったり、前日に準備をしない行為だったり、行為そのものに対して言うことであり、受け止める方は、行為に対して言われてると思うことですね。

つまり、意見は行為に対して言うのであって、人格を否定するものではない、ということ。

言ってる本人は、相手を傷つけるつもりが全然なくても、相手が否定されたと受け止めてしまったら、その言い方は相手を否定した言い方だったと考えた方がいいかもしれません。

これは第三者の立場から見ているとよくわかると思います。

見ていて『その言い方キツいよ〜』『人格を否定されたと思うよなぁ』と思うことありませんか?

親子であっても、不登校の子供って繊細で敏感に反応します。

親の何気ない一言で傷ついていることもあるんですね。

ですから、言い方も練習が必要と私は思うようになりました。

今まで関わってきた家族や友人は、自分の発した言葉にムッときても、忘れてくれるような間柄だったのかもしれないし、あまり気にしない性格だったのかもしれません。

でも、繊細な子供はなかなかそうはいかないです。

あ、優しく甘やかす、というのとは違いますよ。

あなたに注意をしてくれたりする人は、あなたの行為に対して言ってくれているんだよ。

あなたがダメなヤツと言っているのではないんだよ。

このことを繰り返し教え込んでいくということです。

そうすることで、人から何か言われても『自分のこの行動が悪かったんだな』と反省は行動面に目を向けれるようになり、自分自身を責めない、自分自身が傷つかない人間になっていけます。

この習慣が大切だと思います。

母親もそうですよね。周りからいろいろ言われ、傷つくことも多かったのではないですか?

私もたくさん傷つきました。嫌な思いもたくさんしてきました。でも、本当はそうではなかったのかもしれません。

私がネガティブな考えに陥っていたから、受け止め方もネガティブ、否定されたと思ってしまった・・・。相手の思いは本当だったかもしれないのに・・。

言い方もあったのかもしれませんけど、私の受け取り方にも問題がありました。

本当に相手のことを思って言ったことが、伝わらずに拒絶されるのは残念なことですよね。

だったら、最後に一言言葉を添えてあげましょうよ。

『あなたは素敵な人だから、きっとできるよ^_^』ってね(o^^o)

 








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