昨日は大学のあと、息子はカウンセリングに行ってきました。
特に相談というわけではなくて、借りていた本の返却と主に状況報告ですね。楽しい雑談で終わったようです。
昨年の今頃はドクターも仕事とはいえ、息子の対応には頭を悩ましていたんだろうなぁと思えます。
厳しい言葉もありましたが、息子が望む方面へ引き上げてくれていることは伝わってきていましたね。
先生には「ホント、受かってよかったよね~」とニコニコ言われ、我が家では「よく受かったよね。何で受かったかわからない。」と親に言われ、息子は伝説のように今後も言われ続けるかもしれません。
かく言う息子も誰かにアドバイスするときは、
「最後まで絶対あきらめるな!俺は直前の模試でもE判定で圏外も圏外だったんだぞ!」
と伝えるかもしれません。
そう、直前の模試ではE判定。偏差値的には30台ですよ(笑)
息子のいる学科は400名ほどの在籍者数ですが、おそらく受験での成績は下から5番以内くらいではないでしょうかね~。5番でも盛っている感じです(笑)。
なかなか成績が伸びずに親子で凹むときも勿論あったけれど、息子も私も「例えビリでも入ってしまえば、対等以上にやっていける」という、根拠なき自身があったのも事実でした。
実際大学の講義を受けて、課題的なレポートにも向き合っている最中ですが、息子は大学の試験だったら上位に行く自信がある、と言うし、レポートも人より書ける自信があるし苦じゃない、とも言います。
母親である私もそれは同じ思い。
それはそうだよなと信じられます。それは息子の適性がここ!とわかっているからです。
受験は正直信じ切れず、そこには「祈り」もありましたよ。
受験でのダメ出しは息子のやる気を削ぐけれど、おそらく大学の講義でのダメ出しは、原因を追求して改善してより深い理解を自分に課して立ち向かっていくような気がしています。
それを支えるのは「これだったらやれる」という自分でもなんだかわからない自信みたいなものなんですよね。
誰でもこんな分野ってあると思いますよ。勿論あなただって、お子さんにだってあります。
なんだかわからないけど、やれそうな感じがするもの。人よりできそうな感じがするもの。そんな感覚になれるものです。
些細なことでOK。
参考までに、私の些細なことを例にあげてみますね。
周囲の同年代の方と50メートル走、100メートル走をしたら、そこそこ上位には行くかな、とは思えます(笑)
あとは、ひとつのことをやり続ける継続力というのもかなり上位に食い込むような気がしますね。地道にコツコツは得意技ですから(笑)
あなたは自分でコレ!というものをあげられますか?
お子さんのコレ!というものがわかっていますか?
自分で何気にできるものは気付かずに流して過ごしていることが多いですよね。
まずは自分自身について、ちょっと意識して拾ってみてください。
そして、お子さんのことも観察してみてください。
疑いなく信じ切れるものがあると強いです。そして、その自信が他にも影響を与えていきます。