今日はお題の通り^^
私が思う本当の不登校の解決法です。
なかなか響かない方もまだまだいるのは承知の上ですが、ただ聞いたことがあることと聞いたことがないのとでは大きな違いがあります。
ここでアンテナをひょいと立てて頂きたく、そしていつか『あー、こういうことだったか・・・』という『点』を脳内に置いていただけたらと思い書いてみます。
結論から行きますね。それは、
お母さん自身が成長してしまうこと
であると私は思っています。
お子さんが不登校に陥り、お母さんは悩み、考え、その対処に一生懸命になります。
先生と個別に話を重ねたり、保健室登校のために養護教諭の先生と話し合うこともあったり、今ではスクールカウンセラーの先生とも話すことがあるのかな。
子供の登校できない原因を探って、問題となっているその芽を摘んでいくと行くことは、大事ですね。
それで復学できればそれはとても望ましく、親としても嬉しいし、私も『良かったね~。お母さんが頑張ったからだよ・・・』と一緒に喜びたくなります。
ただ、これで全てが解決ではないんですよね・・・。
また学校に行けなくなるかもしれないし、環境が変わる中学、高校で将来の進路や友人関係に悩むことも出てくる、ということもあるかもしれません。
その時に、お母さんの気持ち、態度が、どのような形で現れるのか?
ここが大事なキモだと私は思っているのです。
通えてよかった・・・
の安心の気持ちだけでいると、また次の壁にぶつかったときに、また悩み、落ち込み、その姿をお子さんに見せてしまうことになります。
学校に行けないお子さんは、お母さんの様子を感じ取る勘は優れているので『また、僕のせい、私のせい・・・』と心の中で思うかもしれません。
ですから、決して簡単ではないですが、究極の解決方法は、
お子さんがどんな状態であっても、お母さんはあなたの味方、あなたの選んだことを応援するよ
という姿勢なのではないかと思うのです。
学校に行くことだけに囚われているうちは、心のモヤモヤが晴れるということはありません。
私が親しくしている友人にも、学校に行けなくて悩んでいるお母さんがいましたが、その友人も同じことを言っていました。
子供が不登校でも、その不登校が自分の中で問題ではなくなった時に、自分も子供も変わったと。
私の友人のお子さんは、中学3年間不登校で本当に家に引きこもってばかりで、表情も自信なさげでした。
ただ、私は赤ちゃん時代から知っているので、私に対する心の壁は少なかったんでしょうね。顔を出して、話してくれたりはしてたんですよ。
友人の心の変化が生じてからその子も変わりだし、休みがちではあったけれど全日制の高校を卒業。
その後は専門学校に進み、今は県外で一人暮らしをしながら保育士として働いています。
不思議なもので、本人の自信なんでしょうね。
外見もすれ違ってもわからないくらいに変貌し、話し方もハキハキ自信に満ち溢れていて、姿勢もどこか凛としていて、『他の人がなんと言おうと私は関係ないよ。』と言っている雰囲気を感じました。
この変化、もちろんお子さん自身の努力も相当あります。
でも、この子の自信は、親の愛から来ていると思えたんですよ。
どんなあなたでもお母さんは大好きだから^^
辛いときは、いつでもここにいるから^^
大切なのは、懐が深い、こんな見守りなんですよね。
当時、私も息子が学校に行けなくて、どうしたら通えるようになるだろう・・・ということばかりに集中していましたから、ホント、目からウロコだったのです。
私にこうしたきっかけがあったように、もしかしたら、私の話があなたのきっかけにもなることもありますよね。
必要なあなたの心に届けば嬉しいです^^