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小さな山を登ってもそれは「できた!」。「できたね^^」の言葉の積み重ねがもたらすもの

 

今日は音声教材を聴いていて、「学習性無力感」という言葉を耳にしました。

「学習性無力感」、あなたは聞いたことがあったでしょうか?

この言葉の意味を聞いたときに、不登校の子に起こりうる現象かなぁと思えたんですね。

 

参考までに、「学習性無力感」をウィキペディアから引用すると、

学習性無力感とは、長期に渡ってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。

 

簡単に言い表すならば、

一つの躓きで自信を無くしてしまい、「自分は何をやってもダメな人間・・」と思ってしまう。全然そんなことはないのに、挑戦することさえやめてしまう、そんな感じでしょうね。

 

息子にもあったかな?

「どうせ無理・・」はよく聞いた言葉です。

 

私もその頃は何の知識もなかったので、「どうせ無理・・」を言われてしまうと、どう言葉をかけたらいいのかわからなくなり、そこで止まってしまっていました。

「どうしたら前向きに考えられるようになるのだろう?」と考え、躓きました。

 

これを脱するには、どんな人が側にいるかが大きいのかなと思います。

心理学に関してはわかりません(笑)。これは私が経験から思う考えです。

私が息子をずっと見てきて思うことは、

ダメ出しではなく、励ましてくれる人がいるかどうか?

これに尽きるかな。

 

一番ダメダメだったのは私達親で(笑)、悪いところ、足りないところを正そう、正そうとしていて、息子の良いところ、できたところを伸ばそうとしていなかった・・・。

私達親ができていなかったことをカウンセリングドクターや、カテキョーくんや、息子を引き上げようとしてくれていた友人がしてくれていたんだなぁと思い、今感謝の気持ちが溢れてきています。

その中でもやっぱり接する時間が多かったカテキョーくんの影響が大きかったですね。

 

できたことを評価する、上達していることを評価する、ことをしてくれていて、息子の気持ちを下げる言葉を言わなかった。

息子や私が愚痴っても、「○○君の成長曲線を私は感じてます(^^♪」風に話してくれて、持ち上げてくれていましたしね。

カテキョーくんから見たら、過去の息子と比較して言っている本当のことですから、嘘のつきようがない。

一方の息子や私、主人は「合格に届かないのでは・・」とそちらにフォーカスしがちで、「合格」を見てしまうから全然足りない。だから、今まで勉強していなかったんだから、人よりやらないと・・なんて言ってしまうんですよね(/o\)

 

あなたが声がけされて机に向かう気持ちになれるのはどちらでしょう?

 

子供の性格によりけりですけど、息子は「前よりできるようになったね」で動け、継続できたと思います。

我が子を相手にこれをすることは難しいんですけどね、それが習慣になるように私もトライしている最中ですよ(^^♪

 

いきなり大きな山は登れませんけど、小さな山を登っても、それは「できた!」です。その事実に目を向けて、余計なことを言わずに「あ、できたね^^」ですね。

 

言いたいことを言えないストレスはあっても、そこは我慢(笑)

これが親の修行たるところかもしれません。

頑張りましょ♪

 

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