昨日の息子のメッセージにもありましたが、受験は2日連続が限度・・・
精神面からくる肉体疲労が激しかったようですね。
今後受験を迎える方は、そのあたりも考慮してみてくださいね。
カンセリングのドクターのところにも相談に行きたいと息子も言っていたのですが、疲労もあって先延ばし。カンセリングドクターは、しっかりと息子の心をキャッチしていますね。
今日は、誰もが悩むカウンセリングの話です。
あなたも一度や二度はカウンセリングを受けたことがあると思うんですよ。
不登校になると、解決を求めて行きますよね?
勿論私も行きました。
でも、どうしても暗いイメージが抜けなくてね。
実際心が重くなって帰ってくることも多かったし、不登校も長くなると、カンセリングに対しても、
『私が求めているものはこういうことではない』
と強く思うようになっていったんですね。
これも、学校教育に疑問を感じたのと同じ感覚でして、ちょっと教育に関する認識が変わると訪れるものなのかもしれません。
ちなみに、不登校になって私たちが相談するところは、
・スクールカウンセラー
・教育相談センター
・医療系の精神科、診療内科
ではないでしょうか?
私も全て行きましたし、今でも心療内科系のカウンセリングに月1回くらいのペースで行っています。
ただ、私が行っているところは保険診療外で、一回のカウンセリングの時間は1時間30分です。じっくりと話し合います。
なぜ、私は、息子はここに通い続けられていられるんだろう?
考えてみれば不思議です。
学校に通えない息子が通い続けることができているのです。
そこには何らかの秘密がありますよね?
ちょっと、考えてみました・・・
私が思ったことは、
ドクターである人、カウンセラーである人が、どのような考え、信念を持っているか、かなと。
息子が通い続けているカウンセリングドクターの特徴は
・不登校を悪いこととして扱わない
・悪いところの改善より、良いところを伸ばそうとしてくれる
・息子を病んでいると思って接していない
でしょうか?
ちょっと、考えてみてください。
子供が不登校になった、何とかしなくちゃ、そうやって私達親は相談できる専門家をノックします。
私も、息子の心の病気かと思ったから、診療内科にも疑いもせず行ったわけで・・・。
私だけに限らず、『心』に問題があると、精神科、診療内科を思い浮かべる方も多いですよね?
確かにいろんな事情が重なり病んでしまう子供もいます。
その時は医療の力を借りることも必要です。
しかし、息子の場合は、学校が行けないだけで『元気!』なんですよね。
薬が必要なわけでも、医療の力が必要なわけでもないんですよ。
ドクターは『悪いところを治す専門家』です。
不登校で診察を受ければ、悪いところを治す=不登校を治す(登校できるようになる)になるのは、決して不思議ではないですね。
言われたことを実行しようと思っても、そこで子供の抵抗にあったりとうまくいくことは少ない。
だから、親はなおのこと苦しくなるんですよね。その繰り返しです。
息子が通っている心療内科は、その治すという空気が一切ないかな。改めて考えるとそのような気がします。
場のエネルギーが全く違うんですよ。
病院って重いエネルギーがありますよね?
息子が行っているところは、まぁ看板には「内科・心療内科」と書かれていますけど、エネルギーが明るいですね。
これは、医院を開設したドクターが出しているエネルギーであって、そのエネルギーがスタッフさんにも伝わり、そこならではの『空気感』ができているのだと思います。
息子が通えるのはきっとそんなとこ。
不登校を否定もしないし、悪いとも言わないし、行けとも言わない。
でも、かと言って甘いわけではなく、しっかりと将来への道も提案し、その目標に向かって勉強もさせる。
本人が気付けるようにいろんな問いを投げかけたり、そこからの反応でまた方向転換したりと、活かす方へ活かす方へと導いてくれていってるからです。
息子が通えている理由はそういったドクターの姿勢なんでしょうね。
最後に、カウンセリングを選ぶ私なりのポイントをまとめるなら、
・その相談にのってくれる方が、不登校に対してどんな考えを持っているか?
は大きいと思います。
学校は行くべきものという心の中での信念があれば、治療はその方向へ動いていきます。
不登校に対しフラットな考えを持てる方であれば、柔軟な対応もあると思います。
私が思うに、柔軟に対応してくれて、相談するこちら側の気持ちがちょっと「ホッ」とする感じくらいが、結果としては子供の登校をもいい形で促せるような気がします。
あくまでも私の感じ方なので、こういう方をおススメします、というものではないです。
私はその方が心が楽で楽しかった。だから今もお世話になっています。
不登校の親の一時例です。参考にしていただけたらと思います。