サイトアイコン 【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

不登校だからこそ、楽しいをつくろう♪

 

息子には幼稚園時代からの幼なじみで、今でも仲良くしている友人が一人います。

私にとっても他人ではなく、本当に血のつながりのある従弟よりも近く、気楽な子。

今まで部活が忙しくて、ずっと遊べていなかったんですが、高総体も終わり、最近はまたよく遊んでいます^^

その子が先日泊まりながら遊びにきまして・・・

私も楽しいひと時を過ごせました^^

 

この子の前ではノーメークでも平気だし、リビングで寝転がることもできるし、部屋の多少の乱れも気にならず、家族に近い存在ですね^^

何より、息子とその友達が楽しそうで、2人の楽しそうな顔を見るのは、親としてはやっぱり素直に嬉しいものです。

 

前にも書いたかもしれないし、繰り返しになるかもしれませんが、

学校に通えないことも全く気にせず、一切の偏見もなく、あるがままの息子を受け入れてくれている親子なんですよ。

このように接してくれる親子を私はスゴイとさえ思っているんです。

 

家族や親戚など私たちの周囲には、まだ腫れ物に触るような接し方の人が多数なので、特にそう感じてしまうんですね。

 

不登校の親子は周囲のこうした『目』をも日々感じて過ごしています。

気の毒に思うからなのか、デリケートな部分だから関わらないでおこうと思うからなのか、なんとなく想像はできますけど、どこかで否定されているような感じがして悲しくなりますよね。

被害妄想なのかなぁ。

 

彼がいることで、人とのつながる喜びを息子が経験させてもらって、出会いの素晴らしさをも学べています。

楽しかったあとは、よく話してくれますし、話しながら一緒にキッチンに立ってもくれたりね。

更には、復習するわー、と自室で勉強も始めたり(一応受験生なんで)

 

明るく、前向きになれるんですね^^

 

私達もそうですが、『楽しい』気持ちは本当に人生を楽しくさせてくれます。

 

ちょっと昔に返ってみましょう。

好きな人と付き合いたての頃って、毎日が華やかで楽しくて、普通なら怒ってしまうことも、なんか笑って済ませることができたーってことありませんか?

あなたにもあったでしょう?

傍にいる旦那さんを見ると、あの時は何だったんだろう・・・と思いますが。

楽しさが勝っているから、些細なことがちっぽけで流せるんですよね。

不登校親子は、人より状況が不利だからこそ、むしろ『楽しみ』が必要だと私は思いますよ。

親も子もね^^

 

親からしたら我がままに見えてしまうこともあるでしょう。

学校にも通えていないのに、自分の好きなことばっかりするな!と思うところもあると思うのです。

でも、できれば、そのわがままを認めてあげて欲しいと私は願います。

 

これは、私たち夫婦の反省点でもあるんですが、こんなことがありました。

私の息子は小学校からボウリングを本格的にやっていて、本当に好きだったんですね。

週一回のプロのレッスンを受けたり、子供や大人の仲間に交じって、毎日のように通い、それも10ゲームとか平気で投げたり、誰も投げる人がいないときは私と投げたり、

これだけが楽しみだったのです。

 

ただ、主人にはこれが伝わらなくて、

『学校にも行っていないのに遊んでばかりいるな!』

『学校に通えるようになったらボウリングをしていい!』

と事実上の禁止令が出され、息子の唯一の楽しみが奪われてしまったのです。

 

主人は言ったら聞かない頑固者でして、今の私なら、主人に諭すように訴えることはできるんですが、当時の私は諦めてしまいました。

 

もし・・・って今でも思うこと、あります。

あの時私達親子が息子からボウリングを奪っていなかったら、息子はどうなっていただろうって。

もう想像でしかないんですけど、

認めてくれた親の愛・・・
好きなことをする中から出てくる自信・・・

その楽しさ、自信から違う何かががあったかな?

 

今の私が当時に戻るなら、

『お父さんにはお母さんが時間をかけて話してわかってもらうから、心配しなくていいよ^^』

『ボウリングを極めな^^』

と言うんですけどね^^

 

これは、私の中での反省点です。

 

主人もその後いろいろ考えたんでしょう。

中学2年の頃、許してくれて、息子もまた投げ始めました。

 

ボウリングは今でも好きなようです。

ただ、『僕からボウリングを奪ったのはお父さん』の想いはまだあるのも事実。

 

これに関し、私は、主人が悪いとは思わないし、息子の言い分が正しいとも思わないです。

 

これは、息子が成長していく中で気付いていく課題。

父親の想いを理解するときが必ずあって、その時が真の成長ですね^^

 

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