昨日はトーマス・エジソンに関わる読み物をチラ見してました。
エジソンのことを知らない方はいないでしょう。
名言をご存知の方も多いと思います。
私が真っ先に思い浮かぶのは、
「一万回失敗したのではない。うまくいかない方法を一万通り発見したのだ」
なんですよね。
他の人なら諦めてしまうところをできるまでやり遂げる力はどこにあるのか?
普通はそう考えるかもしれませんね。
でも、エジソンはある意味、見切りをつけるのが早く一つの方法に執着しない、ということも言えると思いませんか?
この気持ちの切り替えも私は天才と思います。
私も子供が学校に通えるように、手を尽くし、失敗だらけです。
さすがに1万回までは失敗をしていませんけど、うまくいかない方法の発見は数知れず(笑)
これは私だけではなくて、あなたも少なからず同じですよね???
子供が登校できるように、あるいは自立できるように、母親である私たちは情報を求めては試し、ダメならばまた別の方法と繰り返しているのです。
それは、子供のためという強い目的があるからですよね。
ただエジソンと違うのは、私たちは親の認識が変わることで、以前とは違うゴールとなることがあるということ。私達のゴールは多様で、個々人によって変わりますし、自分のゴールも変化します。
実際、私のゴール設定も登校から自立へと変化しています。
それから、エジソンにまつわる話しで、忘れていけないのはエジソンのお母さんの存在です。
エジソンの母親のナンシーさんには、母親として勇気を与えられる話がたくさんあります。
ナンシーさんは教師でした。
幼少期のエジソンは知恵遅れと言われたり、質問ばかりを繰り返して大人を困らせたり、学校側からは迷惑な存在と言われてしまい、3ヶ月でやめさせられてしまいます。
そこで、ナンシーさんが自分で教えることを決意するんですね。
ナンシーさんはエジソンの質問を一緒に真剣に考え、否定することはありませんでした。
命の危険があることをした時は、体罰も与えて、厳しく叱ったりもしています。
エジソンの聴力が弱くなった時には、「あなたには目も鼻もあって健康!諦めずにやり遂げなさい!」と励ましたそうです。
エジソンが化学に興味を示した時は、自宅地下室に薬品を揃えて実験もさせてサポートもしました。
母親の励ましは子供にとっては前に進む力を与えてくれますよね。
ナンシーさんが亡くなった後も、エジソンは無言の励ましを受け続けていたという話もあります。
たまに伝記に触れると、こうした話を思い出せていいですよね。
エジソンにとってナンシーさんはかけがえのない母親だったと思います。
学校をお払い箱になっても、自分の質問に答え続けてくれ、一緒に勉強して入れた母。
自分が不遇な時も励まし続けてくれた母。
自分がどんなに失敗しても、いつでも受け止めて、励ましてくれた母。
いかがでしょうか?
あなたはこの話を聞いてどのように思いますか?
心に響くものがあると思います。
面白いですよね^^
小学校時代は伝記を読んで感想文を書くのなんて嫌だった(笑)
でも、母親の視点で今読み返すと、こんなにも勇気を与えられるのです。
視点を変えると別な学びが得られる典型ですよね。
私にとっては、モデルとなる母親像でもあります。
子供向けの伝記でいいので、本屋さんで立ち読みをしてみてください!