頑固、意固地・・
この言葉を聞いていいイメージを持つ人は少ないですよね。
これを信念を持っている人と読み替えたら、マトモな響きになります。
自分が信じているものはなかなか譲れない。
でも、どうでしょう?
その信念は変わらないものでしょうか?
あなたの考えが違うよと言われたら、あなたはどうしますか?
自分が信じる正しさを主張しますか?
それとも、考えにブレが生じますか?
どちらにしても、これは良い機会。
反論に会わなければ、あなたの信念はそのまま継続されていただろうし、反論に会うことで、主張したり、考えたりしますからね。
主張をすることで自分の信念はさらに強くなりますし、考え直すことで新たな信念に書き換わる可能性が出てきます。
私の小さい頃の話を一つ紹介します。
私が子供の頃は、8人家族の大家族。
家族が多いと外食もなくて、たまのご馳走は家でする焼肉です。
なかなか良いでしょ?
ここで、焼肉というとあなたは何肉を想像します?
牛肉?豚肉?
我が家はどちらでもありません。
我が家はマトン肉、ラム肉でした。
我が家の焼肉はなぜかジンギスカン笑
でも、それしか知らなかった私は、大人になるまで焼肉=ジンギスカンと思っていたんですよ。
焼肉屋の牛肉を見てビックリよ!
私が友達に聞いたり、一緒に食べに行ったりして気づかなければ、私は焼肉はジンギスカンと信じていたわけで、その考えを曲げることはなかったんですよね。
自分の信じてることって、自分の中では絶対的なものであって、それを攻撃されることは、自分自身を攻撃されているように感じてしまいます。
まるで、自分が全否定されいるような感じですね。
それだけに本人にとっては衝撃なんですけど、それがなければ、自分が信じていることを改めることもなかったわけで、ここで新たな事実に自分が納得してしまえば、信念なるものは簡単に変えることもできてしまいます。
場合によってはいとも簡単に、一瞬に。
子供に対しても、接する人に対してもそうだけど、相手から反論があったり、意見を言われたりしたら、確かに気分は良くない。でも、そこでイラっとするのではなく、自分は間違っていないかと疑ってみる。
これは、自分に向きあう機会になります。
はじめは抵抗があっても、一度、信じていたものが覆される経験をすると、次からは割と抵抗なくできるものですよ。
反対に、相手に情報を与える側の立場の時は、相手の自尊心を傷つけないようにするのがベターですよね。
どうすれば良いでしょうね♪( ´θ`)ノ
うん、それはその方の信じてることを認めてあげて、攻撃しない方がその後の関係は良く保ちやすい。
その信念を変えようとしなければいい。
まずは、新しい情報を与え、そして、その人の信念を弱めて、新しいものを強めるようにすればいいと思います。
自分の中で、自分の考えに疑いを持って考えるようになれば、以前の考えが弱まって、新たな信念が強まっていく、ということができるはず。
相手を変えたい!ここが間違ってる!
そう意見したい時もあるでしょう。
そこで、ストレートな言葉を使うことは楽だし、スッキリするかもしれないけど、相手の性格次第では、攻撃されたと取られかねない。または、倍返しで返ってくるかもしれない。
なので、強弱法が円満な伝え方なのかなって思います。
この手のこと、主人のようなタイプには向いてます。