何をやってもうまく行かない日ってありますよね?
『今日はやだ・・・もうダメ』っていう日。
願書記入をしたその日、その日が息子に取ってはそんな日だったようです。
いつも持ち歩くiPhoneとiPad miniを忘れて、塾で使うノートを忘れ、調べることも書くこともできませんでした。
その日の〆は・・・
願書の訂正箇所を見つけたからもう一度登校して修正して欲しい!と学校から電話があったこと。
『うわっ、マジかー。今日は散々だな』と。
でもね、息子の様子に、いつもと違うものを母は感じていたんです。
明るく笑い流せる余裕というか、前向きにとらえる姿が見えたというか、私的にはそっちの方にビックリで。
訂正箇所というのも、本人が『あそこか?』とわかっていたようなところらしく、『やっぱりだめか・・・』って(だったらちゃんと書いて来いよ・・・ですよ)
めんどくせー!と口では言いつつ、でも、あれだけで済むならすぐ終わるからいいや、願書全部書き直しじゃないし・・・
私としたら意外、意外のお言葉です。
また部屋に籠って腐るんだろうなと思っていたものでね。
自分のミスだから、自分のせいというのはありますが、先生のチェックもれでもあったし、先生のせいにできることもできたんですよね。
昔の息子ならそうしていたと思えるんです。
でも、今回は、
・自分のミスと認めて、
・行く面倒くささよりも、あのくらいで済むならまだマシという点に目を向けた
母としたら嬉しい変化です^^
高校も最終年。
自分で決めた受験も控えています。
その受験は、息子の将来の仕事にもつながる専門的なところもあり、本人には、しっかりとした目的があっての選択です。
親がなくても子は育つ、とは言いますけど、将来のことを考える時期がくれば、そうなるものかもしれないですね。
ここ最近の息子の心の成長を感じます。
こうしてみてみると、息子にとって一番辛かったと思える時期は、中学校時代。
この時期の不登校です。
おそらく、他のお子さんも同じように感じているのかな?
息子は、気が向いたときにフリースクールに行ってはいましたが、それでも本人にとっては十分とは言えない環境の中で過ごしていました。
高校に入ってからは、(学校は嫌いでも)開放感を感じているのが私にも伝わってきましたし、表情も中学時代とはすっかり変わりましたから、本当に嫌だったんだろうなと思います。
お子さんの変化は人それぞれ。
でも、息子と同じ傾向にある不登校のお子さんであるならば、中学生のお子さんをお持ちのお母さんも、お子さんも、今が最悪のときかもしれないです。
こんなことを言ってはいけないかもしれないけど、学校に行かせることに力を入れるくらいなら、
どんな高校がいいのか、将来は何になるのか、明るく、想像力を膨らませながら考えた方が良い。
そちらに目を向けた方が高校生活に希望を持てるかもしれないな、と思ったんですよね。
親が思う以上に、中学から高校にかけて、子供の心は成長していきます。
今は大変かもしれませんけど、1年後、2年後に希望を持ってください。
そして、その時のお子さんの成長を楽しみにしていてください。
このように感じる日がきっと来ますから!!!