今週一週間は、息子が珍しく学校へ行きます
なんだ、通えるじゃんって(笑)
いえいえ、ちゃんと行かないといけない理由があるんですよ。
それは、学校の学年最後の試験のプリントをもらうため。
友達の話だと受験のあと卒業式まで学校が休みだったような・・・
全日制はいつ最後のテストをしていたのだろう?
息子の通信制は最後のテストが2月初旬に予定されていて、それが私立の試験日と重なってしましました。そこで、学校で手続きをして変更してもらったんですよ。これは息子だけではなく、他の子達も同じです。
私立の受験の頃に学校の試験を予定する学校にも???ですけど、まあ、今週の授業に出れば、試験に出題されるプリントがもらえるらしいから、そのプリントをもらいに登校するということです。
と、書きながら今思ったのは、また日常になれてしまっていた自分がいるな、と。
これを当然、当たり前と思ってはいけない、とちょっと気持ちを引き締めました。
このような状況になれば、息子は登校できるし授業も受けることができる。でも、どのような状況でも登校できない子は、できない。
私はまだ恵まれている立場にいるのです。
小学校、中学校時代は教室で授業を受けるなんて無理で、登校しても別室か保健室だった息子です。なぜ、ここまでできるようになったのでしょう?
その理由が息子の不登校の原因です。
なかなか言葉で表現するのが難しいですね。
その原因というのは本人が感じるものにありますから。
私も今ならわかります。
学校の昇降口に入るときに襲ってくる嫌な感情・・・
不登校の子供たちは、昇降口にいいイメージはないのではないでしょうか?
大人になっても、しばらくは嫌な感情として残っているかもしれませんね。
不登校の子供にとっては、昇降口は自分にとっての拷問のような時間のスタートの場所です。私達大人や通える子供にはわかってもらえない気持ちがここにあります。
これを毎日していたら本当に病んでしまいますよね。
通信制の高校であれば、自由度は高いので息子にとってははるかに楽なのでしょう。
先生方も不登校の子供たちを相手にしているので、プレッシャーをかけることもしないし、むしろ積極的にコミュニケーションをとるように環境をつくっていますから。
本人の意志を尊重しつつ、でも、本人に責任を持たせるように接する。
息子が通った小学校、中学校と今の通信制の高校では、受ける空気が明らかに違います。
生徒として感じる空気と保護者として感じる空気は違うかもしれないけど、全く違うとは言い切れないと思いますね。
私自身親として小学校、中学校に行くときは、学校に本当に重くて、湿っぽくて、暗いものを感じていました。現在の高校は、笑顔で挨拶できる明るい、爽やかな空気があります。
息子の嫌はこういうことだった。息子の不登校の原因はこの気持ちです。
ただ、親はこの気持ちを分かるのが時間もかかるし、難しい。
でも、ちょっとしたことでも原因がわかれば、ホッとする気持ちは誰にでもありますよね。
これがわかれば、登校させる努力をするより、多少不利でも本人の合った方法でやっていった方が本人は頑張れます。親もね、こうやって頑張る子供の姿を見ると、
正直、学校なんてどうでもいいと思えてきます。
不登校の原因は子供もが心に感じている心のブレーキです。
心を感じようとすること。これは親子関係だけではなく、全ての人間観関係に当てはまりますね。
今日はちょっと清々しい朝。
今日も一日を始めましょう!