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息子の小学校時代に見つけた【特異性】

 

子供が不登校だと、もしかして発達障害かも・・・と思う方もいらっしゃいますよね?

今日はちょっと思い出したことがあったので、息子の特異性について書いておきます。

先日会ったN先生は、

「私はアスペルガーの人を尊敬する。私にとっては誉め言葉だよ^^」

と言っていたし、私もそう思うところがあります。

一つのことに尖っているのは、本当にすごいこと。そして、これを心から本当にスゴイ!って思えるからまたスゴイんですよね。

私はそんな感覚ですよ。

 

息子が小学校の頃の話で、私が驚いたことを2個ほど思い出しました。

学校に行かずに家で過ごしていたときに、息子は折り紙にハマったことがありました。

折り紙と言っても、高度な創作折り紙です。

折り紙作家の神谷哲史さんという方がいるのですが、その方の創作作品に「エンシェントドラゴン」と呼ばれるものがあります。

 

 

息子はそれを作りたい!と言い出したんですよね。

それを作るには大判の折り紙が必要。それを探しに市内の文具店を探し回りましたが、なかななか売っていないんですよ。

結局なくて、ホームセンターで売っている壁紙でトライすることにしたんです。

難しいし、上手に出来上がらない。息子は何個も作って良いものを作ろうとしていましたよ。

その作っている時の集中力というのは声をかけられないくらいだし、私から見たら「よくそんな細かい作業できるね~」と感心するばかり。

 

これだけでもビックリなのですが、私が驚いたのはその折る工程(274工程あります)を数回作って覚えてしまったところでした。

 

気が付くと本を見ないで作っていて、

「何で見ないで折れるの?」と聞くと、

「だって、何回か折ったもん。覚えるじゃん^^」と。

息子本人にとっては、当たり前のように話していたのを思いだします。

もしかしたら、今も覚えていて、折れるのかもしれません・・・。そんな気がします。

 

もうひとつは耳からの記憶力です。

私達親子は小学校の時にオーディオブックを良く聴いていたのです。

車のカーステレオとかに入れて、ドライブしながら、そして話をしながら、よく聴いていました。

CDにして30枚くらいはあったかな?

時々思い出したように確認したくなって、あのCDを聴きなおしたい!って思うことありますよね?

私なんかは「あっ、あの話はどのCDに入っていたっけ?」と探しまくることになるんですけど、息子はどのCDに入っているかをちゃんと覚えているのです。

「〇〇の話はどのCDに入っているっけ???」と聞くと、

しばらく、考えて「〇〇だね。」と。

これが合っているのです。

 

「何でわかるの??」

「うーん。タイトルと話の内容をつなげて覚えているから。」

 

なんか、息子独特の覚え方があるようでした。

何かを関連づけているんだろうなぁというのはわかるんですけど、同じやり方をしてもきっと私は覚えられない。

おそらく、強烈なビジュアルを自分で作り、それを使って記憶しているのかなぁが私の推測。

この記憶も抜けないようで、今でも聞けばスッと出てくるんですよね。。。

 

我が息子ながら、すぐ忘れる私からみたら超人すぎる記憶力。

当時は戸惑ってなかなか受け入れられず、なぜかはわからないけど、我が子の姿にドキドキと動悸が起こる感じでしたよ。ちょっと懐かしいですね。

かなりアスペルガー的要素が強いとは思うのですが、今の私は「それがいい!」と思えています^^

 

でも、どうやって覚えているんだろう???

私が長期に渡って覚えているのは親戚の電話番号くらい(笑)

短縮ダイヤルさえなかった時代。一つ一つ覚えるしかなかった。「繰り返し」で定着させたんですよね。

これはこれですごいかな(笑)

 

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