サイトアイコン 【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

不登校をなおす薬があります。ただし、副作用もあります。この薬をあなたは手に入れますか?

 

不登校を一発でなおす薬があります。
試してみますか?
薬ですから副作用もありますけど、どうしますか?

このように聞かれたら、あなたはどうしますか?

 

今日たまたま薬を飲もうかと思ったときに、こんなことを思いました(いつもの偏頭痛です^^;)。

 

私・・・『どうしようかな?薬飲もうかな?』

息子・・・『飲んだらいいじゃん。痛いのしんどいでしょ』

主人・・・『あんまり飲まない方がいいよ』

 

くだらないことかもしれませんが、意見が割れました。

 

確かにね、薬を飲めば楽になります。
でも、効果の裏に副作用や依存が起こるということも考えられます。

私も基本的には、薬は避けたい派。東洋医学か西洋医学かと言ったら、東洋医学寄りの考えです。

日常の食生活をはじめとする生活習慣で、心身をコントロールするのが基本と思っています。

でも、急な症状の時は薬も服用しますよ。

痛みを我慢するのは辛いですし、我慢はストレスにもなるんでね。

 

このように多少緩い考えを持てるようになったのは、母が入院していた時に担当の医師に言われた言葉を思い出すから。

痛みのない充実した生活を送ることも大切、このように言われました。

 

痛みがなければ、気持ちも楽になり、自分の好きなこともできるし、そのことで明るく考えることができるようにもなります。

こうした自分で感じる気持ちの高揚が、どんな治癒よりも効果を高めることにつながるんですね。

 

苦しむ姿を見ているのは、本人だけではなく周りも辛い。

本人の笑顔は、周囲に笑顔をももたらす。

 

当時の私は薬は悪のイメージを持っていましたから、先生の言葉は今でもずっと心に残っています。

東洋医学寄りになると薬を否定する傾向が強くなりますね。

全身のバランスを大切にする東洋医学の考えは、素晴らしいし私も支持するところです。

しかし、症状が出ているのに東洋医学のみで対処していると、悪化させることにもなりかねません。

 

薬は悪という観念を持って服用すれば、悪という観念そのものを身体にいれてしまう。

一方で、薬というのは、病気の人を助けたい!という研究者の知識と愛の結晶が詰まっている、とも思えて、薬を開発してくれた方がいること、その開発努力は何年にもわたることが多いこと、それを手にすることができることに、重みも感じるのです。

 

これは思い方だけの違い。

薬=悪
薬=知識と愛の結晶

どんな想いを持って服用するか。

悪と思って飲むか、愛と思って飲むか、です。

 

薬だけに頼って己の生活習慣を顧みないのは論外ですけど、薬をありがたく利用して自分の身体や生活を整えていくことは、私は悪いことではないと思うように至りました。

 

不登校に効く薬があるのかどうかはわかりませんけど、昔の私だったら、即、飛びついて試していたでしょうね^^

今はどうかな?

多分、試さないです。この状態で人生のプランを立てることの方が、息子にとっては生きやすいかなと思えるから。

薬が効いても副作用が大きければ、その副作用を抑える薬が必要でずっと対症療法を追い求めることにもなってしまうような気がしてね。

これはあくまで私の考えですよ。

 

息子をあれこれなおそうというより、息子も私も大変は覚悟の上で息子にあった環境を作りだしたい。

 

私の体調が悪いと、頼んでもいないのに台所に立って料理をしてくれる息子。包丁使いもトントントンとリズミカルで^^

料理は好き、ということもあるけれど、私は息子のそういった面が嬉しくて大切にしたいと思ってしまいます。

活かしてあげたいなっていう母心ですね、親ばかですけど^^

 

不登校の子、みんないい面があるんですよ。そして、心をも温かくさせてもくれるのです。

あなたはお子さんからそのように感じたことはないですか?

 

不登校を悪と思ってしまうと良くない観念を育ててしまいそうで、今の私は怖い。
私の薬の服用と同じでね。

だから、愛の方を出して受け入れたいと思うのです^^

 

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