サイトアイコン 【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

不登校の子供を持つ親にすすめたい家での習慣

 

昨日は朝から雪が積もっていて、予定がなければ一日籠っていたのですが、あいにく息子のカンセリング日でした。

朝一で駐車場の雪かきをして、車の雪落としをして、行ってきました。

センター後のこれから受験本番前ということで、今回は私も一緒に受診。カンセリングのドクターと話すことで、私もいろいろヒントをもらえることがあるんでね。たまに一緒に行くんですよ。

カウンセラーもいろんなタイプの方がいるので、自分にはどんなタイプが良いのか?それを知ることも大事です。

 

私がよくイメージするのが、スポーツにおける選手と監督の関係。
昭和の世代の指導では、厳しくりつける、プレッシャーをかけて集中を保たせる、そして、叩かれたりも指導の中の一つとしてありました。

それでも、プライベートでは食事をごちそうになったり、車で送ってもらったり、きちんとフォローがあって愛情もありましたね。

ただ、私達にはなじみのある指導法も、豊かな時代に生まれ育った子供達には向かない面もあって、この方法が合うのは、負けず嫌いの勝気な子達かなと思います。

叱れるのに弱さ、もろさを見せる子供たちも増えていますよね。

 

ですから、青山学院大の原監督のような昭和にはいなかったような新しいタイプが成功する。

原監督は

・小さな成功体験を積ませる
・ストレートに注意をするのではなく、子供たちのやる気を引き出すキーワードを提示して、考えて行動させるよにする
・子供たちが話しやすい雰囲気を作るetc

を実践しています。

怒るという指導法では決してありません。

 

昔は怒る方法でも頑張れる子供たちが多かったけれど、今は一部の子供達だけになっていることは時代に流れでもあります。

 

カウンセリングもカウンセラーによって色が異なってきます。

ストレートに厳しくいう方もいれば、ただ話を聴くだけの方もいる。うまく気持ちを盛り上げてくれる方もいます。

 

息子が通っているカウンセリングドクターはその子の可能性を引き出すタイプ。

簡単に言うと、その子の良いところを探してくれます。

 

学校に行けなくなったことで、何も言われなかった子はいないでしょう。

言われ続けた子ほど自信も失っていった可能性もあって、これでは悪いループに入ってしまいます。

カウンセリングのドクターも最初はみんな下を向いていることが多いって言っていました。

悪いところを正そうとし、ダメなところを探してしまうのが私達。これは私たちがそのようにして育ってきたし、学校や社会でもそれが普通のようになっているのである意味自然なんですね。

だからこそ、良いところ探しをしてあげることが必要と話してくれて、私もその通りと思えました。

 

息子がここまで、センター試験を受験できるまでになったのは、学校や社会でのでの正す生活ではなく、可能性を引き出す考えに染められたからだと思います。

息子はどちらかというと困難からは逃げるタイプ。カウンセリングドクターに出会っていなかったら、受験する自信さえも持てなかったかもしれません。

 

カウンセリングドクターは息子の強みは数学だと感じてくれているようで、すごいね、センスあるよ、と声をかけ続けてくれていたんですね。

息子本人も「そうかな?そうは思えない」と自分で疑っているところもまだあって、それだけ自信から遠ざかっていたんだなと私が反省。

昨日もね「○○が解けなかったら、他の子も解けていないから。自信持って大丈夫!」と励ましの言葉をいただいて、試験本番に向けてポンと背中を押されて帰宅しました。

 

その子の優れているところを教えるのは嘘でもなんでもなく本当のことですよね?
そこを伸ばせばその子の自信になっていきますよね?
自信を持てれば、チャレンジする気持ちも出てきますよね?

 

これは、カンセリングダクターだけではなく、私達親でもできることです。
あなたができないことがお子さんにできたら、すごいって思えませんか?
探せばたくさんあると思います。

良いところ探しが少ないだけ。

これは慣れです。周りの人みんなの悪いところではなく、良い面に目を向けるトレーニングですね。

その子の優れているところを見つけたら、繰り返し、繰り返し言って教えてあげてください。

その言葉がその子の身体に染みついていけば、きっと表情も変わってくるのではないでしょうか?

 

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