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『二刀流』から不登校を考える

 

昨日は久しぶりに野球を見ていました。

日本ハムvsソフトバンク。

結果は日本ハムが逆転勝ちして、日本シリーズ進出を決めましたね。

指名打者として出場していた大谷選手が、9回にクローザーとして登場。

日本最速の165キロを連発して抑えていました。

スゴイとしか言いようがないです。

気合も相当なもの。その気合が165キロという記録も生み出したんでしょうね。

今後、記録はどこまで伸びるのでしょう。そんな楽しみも出てきます。

 

投手としても、打者としても、結果を出しているのが大谷選手で、これも日本初と言ってもいいでしょうね。

 

プロ野球界では投手でいくのか、打者でいくのか、どちらかに絞るのが今までのセオリーで、まだまだこの傾向の方が強いとも思います。

ここに、大谷選手は新しい風を吹き込みました。

それが『二刀流』という新しい方法。

これは恵まれた才能にもよるところが多くて、仮に、投手か打者、どちらか一つだけに絞っていても、勿論結果は出ていたでしょう。

そして、こんなに話題にはならなかったはず。

『二刀流』を形として証明したから、こうした注目も浴びるんですよね。

 

日本ハムの栗山監督は、批判を受けながらも、大谷選手の才能二つを活かしきりました。

 

思い返せば、イチロー選手の振り子打法もそうでしたね。

当時の仰木監督がイチロー選手の個性をいじらずに、伸ばしたのです。

 

周りからの批判の声を浴びながらも、両監督は選手の個性であり、才能を伸ばすことに目を向けていた、そういうことではないでしょうか?

これは『愛』とも言えると思います。

 

常識と言われていることが全てではなくて、周りから非常識と批判されることにも負けず、貫いて、スーパースターを誕生させています。

 

これに関して私が思ったことは、

・導く人が大事ということ
・常識にとらわれない発想も必要ということ
・セオリーより各々の持つ個性に目を向けるということ
・批判を受けようが自分が矢面に立って、伸び伸びやらせるということ
・批判を受ける、非常識と言われることをする勇気を持つということ

でした。

 

プロ野球界は私の生活とは離れた夢の世界ですけど、日常でも似たようなケースはゴロゴロあるなぁと思ったのです。

私の頭は不登校頭なので、『これを不登校に活かせないか』と考えてしまいます。

そして、そこからの気付きを試みます。

 

このケース、そのまま不登校に当てはまりますね。

・導く人が大事だなということ
親をはじめ、先生もそうだし、接する大人の考え方で子供は変わります。

・常識にとらわれない発想も必要ということ
不登校=普通、これが一般的な常識ですよね。学校を常識と捉えない柔軟性のある発想が求められます。

・セオリーより各々の持つ個性に目を向けるということ
登校できない、この事実が大きいために、親の焦点が『できない事実』に偏っている可能性があります。その結果、子供の大切な個性を見抜けていないことがあるかもしれません。

・批判を受けようが自分が矢面に立って、伸び伸びやらせるということ
これは親の覚悟です。周囲からどんな目で見られようとも、何を言われようとも、子供を信じて守ること。親が体を張った行動をとり、無言の愛を示すこと。そして、子供に安心を与え、前に進ませること。

・批判を受ける、非常識と言われることをする勇気を持つということ
これも親の覚悟ですね。学校に行かない非常識は既に実行しています。しかし、心の面ではまだ常識が抜け切れていないのが親です。ここがポイントでしょうね。

 

自分で書きながらですが、まだまだ子供の個性を引き出すくらいに親の器が整っていないなと感じます。

特に自分で注力していきたいなというのは、

・セロリーより各々の個性に目を向けること

ですね。

 

私も常識に引っ張られることが多いです。そして、我が子はどうしても自分寄り。

自分を客観的に見れないのと同じで、私が息子のことを客観的に見れていないところがあると思っています。

ここは、血縁関係者以外の声が必要かもしれませんね。

息子をよく知る友人、知人に、今度聞いてみようかと思ったところでした。

 

いろんなところから考えを巡らすのは、私にとってはとても楽しい作業です。

参考になれば幸いです^^

 

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