サイトアイコン 【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

傷つかない自分になるために

 

今日は私が抱えている不安について書いていきます。

この不安があるからこそ、私は対処方法を考えて、できないなりにトライし、そこからの改善も試みています。

 

私の不安とは・・・

それは、息子が、自分が不登校だったから・・とできないコンプレックスを持ってしまわないか、ということです。

 

社会に出れば『中学、高校行ってないんだ〜』『不登校だったんだ〜』とサラリと言われることもありますよね。その人に悪気はなくとも、です。

中には『不登校』と聞いただけで、距離を置こうとする方もいるとも思います。

このようなことに遭遇しないとは決して言えない。

でも、この言葉や対応に傷ついていたら、社会人としてやっていけない。

それはそうとわかっていても、弱いハートを持つ息子はどうしていけばいいのか?強くはなれなくても、傷つかない心を持つことはできるのか?

私はこんなことを考えてしまいます。

 

自分が学校に行かない選択をしたことに堂々としていられるように。

本当のことだから、何を言ってくれてもいいんだよ、と自分に自信を持てるように。

こうなってくれるのが理想です。

 

この位の強さがあればいいのですが、まだまだ息子のハートに私は不安があります。

 

不登校の子が持つネガティブな思い込みは、結構大きいと私は思っているんですね。

元々が感受性が強くて、人に何かを言われたら、すぐに傷つくような子達です。

・自分は内向的な人間
・自分はいじめられる人間
・自分は体が弱い人間
・自分は何をやってもダメな人間
・自分は勉強できない人間etc

無意識に自分を傷つける考え方をしてしまう傾向にあると思うのです。

マイナスな思いがさらにマイナスを呼び、弱い自分を更に強めてしまうのでは・・が私の不安。

 

弱い部分も確かにあります。

でも、優れているところもあって、これは、お世辞でもなく本当のこと。
でも、それは自分にとっては自然にできることだから、本人はそれをすごいことと思えていない。

できることは自分にとっては自然。
できないことは強く信じる。

真面目で勤勉な日本人は、もしかしたら、この傾向が強いのかも知れませんね。

 

息子が自分で持っている自分のイメージは、息子が無意識のうちに作ってしまったものです。

そのように思うようになってしまったのには、いつもそばにいる私が自信を与える声がけをしていなかった、このことが原因と反省もしています。

幼い頃の出来事を大人になって持ち越すことは珍しくなくて、誰でも思い込みの一つや二つは未だにあると思うんですよね。

気付いたときは意外と愕然とするかも・・です。

私自身が息子の不登校に直面し、現に、次から次へと自分で塗り固めた思い込みというのを見せつけられましたからね。

 

ありがたいことに、自分で無意識に作っていた思い込みだったと気付いてしまえば、意外とあっさり、今まで信じていたことをひっくり返すこともできることもわかりました。

この現象、冷静に考えてみてくださいね。

 

例えば、

多くの人の前で話をするのは緊張する・・・これは、苦手とする人の方が多いことの一つです。

聴衆が一斉に自分の方を向き、自分が何を話すかをじっと見つめている・・・

この状況をイメージしてどうでしょう?

実際、スピーチなどしないのに、ドキドキしたり、緊張したりする人もいるはずです。

 

これは、自分の苦手意識が、できない、できない、できないってイメージだけで自分で自分を洗脳しているようなものですよね?

想像するだけで不安や怖れを大きくしてしまうのです。

でも、一方で、堂々と話せる人もいます。多ければ多いほどワクワクするという人もいるのです。

マイナスの自分では信じられないことかもしれないけど、できる人がいるのも事実で、できる人の心の持ち方に変えていけば、今の自分よりはできるようになるはず。

 

自分のことも含めて、私はそう思っているんですね。

確かに、心を変えていくことは簡単ではありません。でも、変えていくことはできると思います。

できなかった自分が少しずつできるようになる。そして、それが自信となっていく。

こうして、できる面を引き出して、自信に繋げていくこと。

私も勉強しながらトライ中です。

これは息子だけではなく、私自身の変革も含めて、ですね。

 

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