今、息子が代ゼ○に通っているけれど、私の住んでいるところはオンラインのみの受講。
地元の提携している塾に行き、そこで動画を観るんですが、オンラインの特徴は何度も観れること、そして、自分で計画立てないといけないところですね。
私のような律儀で几帳面な性格だと、動画は順序立てて最初からきっちり観ないと気持ちが悪い(笑)
本なんかもそう。
読み終わることが目的になってしまっていることもしばしば。
オンラインで何かを勉強するとき、本を読むとき、
私は気を付けないと終わらせることを目的にしてしまうところがあるんですよ。
これって私だけなのかな?
何度も言うけど、几帳面なので(笑)、丁寧に進めたい気持ちが強いです。そして、丁寧に進めるだけでなく、その勉強したときに理解と記憶にまで落とし込みたい欲も持っています。
一回の勉強ですべてを理解しようとし、その場で理解できればそれで満足。これが、学生時代のやり方でした。
ところが、一回で覚えるのなんて到底無理。あとで忘れていることに愕然とするんですけどね。
私なりに、このやり方は間違っていたなぁと思うわけ。だから、オンラインで勉強するときは、もっと気持ちに融通を効かせた方が良くて、何度も観れるという利点を生かすことかなって思います。
敢えて中途半端に板書を書き写してその日を終わらせることも一つの方法。こうすることで、続きをやらないと、という気持ちになります。
もしくは、最初は倍速でザーッと観て全体像をつかむ、ということもできます。
これらは、私にとっては苦手な気持ち悪さ。でも、続ける秘訣にもなり、もう一度見なきゃという気持ちにもさせてくれます。
本も同じ。一度の精読ではなくて、流し読みを数回したり、途中、何かワーク系があったら後回しにせず、読むのを中断してすぐその場でやったりの方が自分の中には残ります。
オンライン講座でも本でも終わらせることが目的ではないんですよね。
観て、読んで、その知識を実際に使うためにインプットしているんですね。
これ、結構大切なポイントです。
もしかしたら私だけではなく、日本人はみんな順序立ててやることが普通になっていて、そこが終わったら、はい、終わり、という感覚が強いかもしれません。
学校でカリキュラムに沿った授業を受けてきたというのも一つの原因だと思います。
登校しているのであれば、カリキュラム通りに授業を受けれるので全てをカバーできるようにはなっていますが、不登校の場合はこれができないので、工夫が必要。
いざ家で勉強を始めようとしても、今日はこの単元まで!と決めてしまうと、私と同じように終わらせることが目標になってしまいます。これってプレッシャーだし、一度決めたところまで終わらないと、もういいや、でやらないでしまう。
人の意志力なんてそんなもの。
自分の意志力は信じない方がいいです。
全体をパラパラと流してみたり、目次で全体像を把握したり、ちょっと興味が持てそうなところを読んでみたり、そんな気軽さ、自由さも継続の秘訣ですね。
もし、スマホで観れる動画講座があるなら、寝転びながらでも良いくらい。それを繰り返す方がむしろ記憶に残ります。
息子は、数学は順番通りでなく単元ごとの方がむしろ効率がいいと言っていて、教育課程のセオリーには反したことをし、最後にはつじつまを合わせました。
あくまで変人息子のケースなので、すべてのお子さんに合うとは言えませんが、ちょっと私も考えを改めさせられましたよ。
ただ、私と同じように、順番通りに、と思っているお母さんもいると思うので、それが唯一の方法ではないですよ〜ということをお伝えしたいです。
ただし、これらの方法、すごく気持ち悪いんです。
例えて言うと、
洗い物を中途半端に残して出かけなくてはいけない時間になった。
気持ち悪さを残したまま出かける。
帰宅後はすぐそれを、片付けたくなる。
心理的にはこんな感じです。
敢えて気持ち悪さを残すことが、継続のコツになる。
この気持ち悪さ、敢えていろんな場面で使ってみるのも方法と思います。