サイトアイコン 【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

子供の不登校にイライラする時は、あなたの心の方向性を変えるチャンス!

 

実は、息子が金曜日から3連休です。

土曜、日曜と大学の大学祭なんだそう。

サークルに入っていれば忙しいのでしょうが、息子は入っていないのでお休みということですね。

この3連休は主人が出張でいないので、息子と二人の生活でもあります。

私にとっては、慣れ親しんだとても落ち着く空間&時間^^

10年前はイライラし苦痛に感じていたことが、今は「快」ですから、10年もすれば時代も環境も人の心も変わりますね。

 

子供とずっと家で二人っきりでいるとイライラもするものです。

では、不登校の子供を持つ母親のイライラは、どのように乗り越えて行けばいいのだろう?

私はどう自分に納得させて来たのだろう?

そんなことを考えていました。

このイライラは自分にも子供にも良いものをもたらさないというのは、誰もがわかっています。

でも、このイライラはしばしば訪れて、私たち親を苦しめもするのです。

 

私は昨日、一昨日と二人で引きこもっていて、ちょっとした会計業務で2日間パソコンとにらめっこをしていたのですが、このイライラについてフッと思ったことがありました。

そして、会計に従事していた昔のことを思い出していたのです。

私は息子が幼稚園の年長の時に、14年かけて資格試験に合格。

息子が小学校に入ったら、独立の準備をしていこうと計画を立てていたんですね。

数年間は勤務させていただきながら実績を積んで、「42歳で独立!」と目標を立てていたのです。

このことは、当時の日記に書き綴ってありますよ^^;

 

結構、自分なりに綿密に計画を立てていたと思います。

ところが、人生は計画通りにはいかなくて、息子が小学校に入学してからは働くどころではなくなってしまったし、最初は自分の計画が思う通りに進まないことに相当苛立ってもいましたね。

今振り返れば、どこまでも傲慢で自分勝手だったと思います。

自分の思いばかりが先行していて、息子の気持ちには寄り添えていなかったのですから。

というのも、私のそれまでの人生では、時間はかかっても、ある程度望むものを強引な行動力で手に入れて来たので、こうした学びが大きく欠けていたのです。

でも、息子には敵わなかった。路線を変更せざるを得なかったです。

更に、息子が小学校6年生の時には東日本大震災も経験し、人は自然を相手にするととても弱い存在であることも体験できました。

計画を立ててその計画に沿って行動することは、仕事をしていく上で、あるいは、人生のプランを練る上でとても重要と思っていたけど、どんな外的要素が私たちを襲うかなんてわからない。

努力をしていたことが無になってしまうこともあるんですね。

 

『努力は裏切らない!』という言葉もありますが、必ずしもそれが成功や繁栄に結びつかないこともあるということ。

世界は移り変わるし、人の心も移り変わります。

一つのことに固執しないで、変化には柔軟に対応して、努力の方向性を変えることも必要なんですよね。

 

私は人より頭が固いし、融通も効かないタイプで、ちょっとやそっとのことでは、自分の信念は曲げないところがありました。

その信念を曲げるためには強力な変化が必要であって、それが、息子の不登校であり、東日本大震災だったということ。

かなり強烈な出来事だったけど、私の固い頭をかち割るにはこのくらいのショックがないとダメだったのでしょうね。

私は次第に、変化に応じた努力をすることが必要だな・・ということを学んでいきました。

つまり、自分の我で決めた方向だけで走るのは間違いということをね。

 

息子が不登校でなかったら、私は今でも自分の計画を押し通す人間であったでしょう!

もし、東日本大震災を経験していなかったら、一つの天災で人生が変わってしまうこともわからずにいたでしょう!

努力は裏切らないかもしれないけど、変化に対応できる柔軟な努力が裏切らないのです。

不登校という環境でどのように努力するかは、その方の考えによりけりです。

登校していたら学べないものがそこにはたくさんあるんですよね。

 

やっぱり、東日本大震災後から心の変化は生じたかな?

努力というとかっこいいですが、これは私の挑戦であり、ゲームの攻略みたいなものですね。

 

一つのことがダメなら次を考える。

家族と衝突したらそれもまた考える。

ある程度の計画は必要とは思いますけど、それに執着する心は今は薄れています。

これができるようになったのは、こうした出来事を経験してきたからですね。

不登校は、私がそうであったように、あなたの自分本位な考え方を矯正するために訪れているのかもしれません。

キツイ一言に聞こえますか?

でも、思い当たることころがないか自分を振り返ってみていただけたらと思います。

 

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