不登校の新しい定義について今日も考えていたんですけど、何回も息子と冗談交じりで話しあったこともあったんですよ。
今でもよくある会話は
『今日の給食係はあんたねー^^』
『えっ、俺かよ^^』
ですね^^
勉強ではないですけど、これも必要な学び。
これは性格かな?
不登校だからということはないと思いますが、息子は家事全般ができます。
ですから、私がいなくても家のことは回りますね。
別に教えたわけではないんですよ。
私の顔を見ながら会話をすることが多いので、料理しているときだったり、洗濯物を干しているときだったり、アイロンをかけているときだったり、私の家事をただ見ているんです。
それで、覚えてしまっているよう。
料理の手順なんか『やったことないのなんで知ってんの?』と聞くと、『毎日見てたら覚えるよ』と。
私はあまり冒険をしないで、オーソドックスにまとめる料理なんですけど、息子は『えっ?』と思うモノをちょい足ししたり、悔しいけど、私より美味しい時もあります。
アイディア、創作料理では叶いません。
ついでに、主人の料理レベルの話も書いておきますね。ギョッとした記憶がありますもんで^^;
主人は料理どころか、家のことは一切しない亭主関白タイプです。
男仕事的な車関連、運転、灯油関係、雪かき、家のちょっとした修繕、これらも一切しませんし、学校行事にも来たことがありません。
もっと言えば、子供が入院しても病院に来ることも滅多にありませんでした。
仕事オンリーです。
で、たまたま、私と息子二人が休日に寝込んだ時、空腹だったんでしょうね、自分で食事を作ろうとしてたときがありました(出不精なんで外食も買ってくることも嫌がるんです)。
水を飲みに台所に行くと、火のかけていないフライパンに、生肉を並べていました。それも、きれいに。
味噌汁をお椀に入れるのに、お玉を使うということも知りませんでした。
こんなレベルなんです。
私の老後はどうなるんでしょう(笑)
話がそれましたが戻ります。
ですから、家事だけでなく、私がしていることは全部覚えているんで、学校には行かずともこういう日常に役立つことは身についているんですね。
息子と主人は対照的なんですよ。
優等生タイプで会計系のお堅い職業を選び、午前様は当たり前の主人。
一方、人と同じことを嫌い、独創性全開の息子。
優等生でも家事は全くダメなのがいいのか、学校に行かずとも毎日必要な家事はこなせるのがいいのか、どっちが良くて、どっちが悪いとは言えないですよね。
こんな二人に挟まれているのが私なんです。
私も主人よりのお堅い育ちでしたから(笑)、主人の真っ当な考えはすぐに理解できます。
でも今は、息子と過ごす時間の方が長くて、度肝を抜かれる思考に触れている方が多いんですよね。
この二つが段々と統合されて、前のお堅い『レンズ』や『フィルター』オンリーの私から、息子に馴らされた変に独創的な『レンズ』や『フィルター』も加わって、
人生がまことに面白くなってきているんです^^
だから、この『不登校ブログ』もそう。
悩み苦しみ、どうしたら登校できるようになるんだろう?と思っていた段階だったら、ブログも自分の『フィルター』でしか書けていないはずですし、それもきっと無意識に近いですよね。
そして、仮に復学していたら、自分がしてきて、うまく行ったことを伝えていたかもしれません。
でも、息子は復学する気はゼロで、私もそれでヨシ^^としているので、これこそが『リアル』で『真』の不登校。
『独自のフィルター』なのかな、とも思うんですね。
以前の『フィルター』と独自の『フィルター』の両方で見れるのが私の特徴でもあると思うんで、それぞれの『フィルター』を通したものを頷いてもらえたらいいのかなと思います。