履修科目がほぼ決まり、講義らしい講義が始まっている息子です。
ここまで1週間は皆勤賞(笑)
1週間で何を言っているか・・・そう思われるかもしれませんが、幼稚園から今まで、まるまる1週間通えたことなどあったかなぁ。
本当にそのくらい通えていなかったんですよ。
幼稚園の時は登園拒否ではなくて喘息の発作の嵐ででしたけど、小学校からは行き渋りの方が多かったですね。
だから、私にとっては変な感覚。
今ね、2つの変な感覚に陥っています。
ひとつは、今大学に書いた通えている事実。
もうひとつは、本当に受かったのかという、幻想というか未だに現実とは受け止めらないふわふわした感覚です。
珍しく昨日は3人揃っての夕食だったんですけど、3人で、
「よく受かったよなぁ。何で受かったかわからない・・・」
とお決まりの文句を並べて話していたんですよ。
少なくとも主人と私は大学に入学した、そして、今通っているという実感がまるでなく、本当に空想の世界にいるよう。
理解には優れているところはある息子なんですけれども、受験には不向きで不利と自覚していましたし、その中で受かったことがまず奇跡。
それに、いままで家でゴロゴロ&スマホばかりをいじっていて、生活リズムはめちゃくちゃだったのに、規則正しくはないけど、9時~10時には起きて大学の準備物を揃えたりしていますしね。
私にとっては激変!を通り越し、パラレルワールドにいるような感じなんですよ。
息子の変化を感じつつも、息子が息子でないようで不思議な感覚に戸惑っています・・・
喜びというのとも違う。
心配というのとも違う。
本当に無感覚で、無重力空間に放り出されている感覚とも言えます。
肝心のリアル息子の心の方はというと、
「大学、全く楽しくない!!」と苦笑い(笑)
「楽しい!」と言われるよりかは、心構えができるので私にとってはありがたい。
今は、わけわかんないガイダンス&履修登録で頭はいっぱいなんでしょうね。
それと友達作りも最初が肝心と積極的にアプローチをかけているみたい。
これも不登校の経験からなのかどうかはわからないですけど、友達グループが固定されてしまうとなかなかそこには入りづらいということを感じてのことみたいですよ。
息子はどちらというと、広く浅くではなく、狭く深く、人と向き合っていくタイプ。
最初に知り合いをたくさん作っておけば、気の合う仲間にもいずれ出会えるだろうと思っているようです。
既に、同じ高校から来ている子達はそこでグループ化しているようですし、息子は一人暮らしの子の積極的に声をかけています。
息子のこうした積極的な部分も親としては???と不思議感覚で、それともうひとつ意外だったのが、仮に周りが女の子30人いて男一人でも全然平気というところ。
硬派でシャイな昭和な男の代表のような主人の息子とは到底思えません・・・
女性が好きとかそういう感覚ではなく、普通に友達として女性を見るんですよね。
自分に合えば、本当に男女関係なくて、「異性」という感覚が抜け落ちているのか?と思えるほど。
女の子の友達も普通に多いのが息子の特徴です。
書きながら、なんか息子は我が子ながらわからないことだらけになってきた(>_<)
まるで宇宙人のような息子。
さて、今日はどんなことを見せてくれるのか、不思議な感覚を持って今日も送り出してきますね(^_-)-☆