サイトアイコン 【大丈夫!不登校】ブログ~母の日誌

不登校は自分を責めることが多くなります。自分を許せていますか?

 

今になると、あーしてればよかった、こーすればよかった、そう思うことの多いこと、多いこと。

昔は思い通りにいかない現実や、何を試みても変わらない息子や主人に一人嘆いたり、

私の育て方が悪かったのか・・・と自分を責めたり、

私一人で抱えているじゃないか・・・と悲しくなったり、

そんなことが、たくさんありましたね。

 

不登校で悩むお母さん方も、自分を責めたりしたことが何度も何度もあったと思います。

その度に涙を流し、報われない努力にまた涙し、経験ありますよね?

 

ここで、敢えて伝えたいことがあります。

『あなた自身を許してあげて下さい』と。

 

私も自分の過去の行動を悔いることがあります。消してしまいたい過去もたくさんあります。

でも、昔と今の違うところは、自分で責めそうになるとそこで気付けることです。そして、同じ過ちをしないようにと切り替えていることです。

初めは、何度も同じことを繰り返していましたよ。

でも、『自分を責めてるな〜』と気付く意識を入れるようになって、段々と減っていったように思います。

私にとって、この自分を許す行為はとても難しいものでした。
真面目な(?)気質なもので、できたことを褒めるのではなく、できなかったことを反省することが得意なんですよね。

でもね、突き詰めて考えれば、自分を許すということに納得がいきます。納得がいけば、行動に移すことは簡単です。

 

私が納得した理屈を紹介しますね。

自分を責めるということは、自分で自分を傷つけているということなのです。

学校に行けずに苦しんでいるお子さんに、あなたは追い打ちをかけるように『学校に行かないお前が悪い』とさらに責めますか?

不登校に悩み、苦しんでるお母さんに『あなたの教育が悪い』と言いますか?

子供の不登校を経験している方なら、子供の痛みも母親の痛みもよくわかるはず・・・。

人には言わないことを、自分には心の声で何度も言っているんですよね。

これは、自分に対する厳しさとも言えますが、同じ言葉を投げかけたら、お子さんや母親は傷つくんですよ。

あなた自身だって傷つくのではないですか?

自分で、自分の傷をえぐっているようなものです。

 

ここで尋ねます。

おなたがしたことは、そんなに自分を責めるような行動だったのでしょうか?

うまくいかなかったかもしれないけど、それはお子さんの状況を良くするためにやったことではなかったですか?

これは、とても大切なことだと私は思っています。

自分のことだとわかりずらいですけど、そこにはお母さんの愛情がたくさん入っているんですよね。私はそう感じています。

ただ、最初はどうしていいのかわからない。誰でも初心者だから間違うことも多い。

道を間違えば、戻って違う道を歩みますよね?そこで『道を間違う自分はダメな人間』だなんて
思いませんよね?

目的の場所をめがけて、また違う道を歩き始めます。

 

重みは全く違うけど、不登校も同じです。

復学でも自立でもいい、あなたの目指す目的地に向けて、また別の道を歩いて下さい。目的地は、あなたが描くお子さんの未来ですよね?

自分を責めてしまうことは、お子さんを支える愛情をも絶やしてしまうことにつながります。

自分に優しくできる人は、他人にも優しくできます。自分を許せない人は、他人を許すこともできません。

まずは自分。

他人に優しいあなたであるために、他人を許せるあなたであるために、あなた自身を許してあげてくださいね。

 

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