昨日、書留が届きました。
我が家はマンションなので、まずエントランスのインターホンが鳴ります。
Amazonとか通販とかある程度予想がつくインターホンなのですが、昨日は全く思い浮かばず・・
「誰だろう?何だろう?」
玄関のインターホンが鳴り書留を受け取ったとき、とても懐かしい思いが蘇り、記憶はフラッシュバック。
私達親子にとってとても大切な方からのお祝いでした。
息子が小児科に入退院を繰り返していた時にとてもお世話になった看護師さんからです。
息子が幼稚園の年中時代かな?その時彼女は看護婦1年生。
今とは正反対で、とてもおしゃべりで、人懐っこいところがあった息子は、あっという間にお友達になり、折り紙を作って渡したり、手紙を書いて渡したりしていたんですね。
彼女もね、よく話しかけてくれて、昼休みには一緒に遊んでくれたりもしていたんですよ。
その後、我が家にも何度も遊びに来たし、遊園地にも一緒にいきましたし、一人っ子の息子にとってはお姉ちゃんのような存在。
息子が成長するにつれて、恥ずかしさも出てくるのかな・・と思っていたのですが、ちょっと親戚寄りな感じなのか、関係はお互い変わらずなんですよね。まるで姉弟のような接し方です。
なので、今も仲良し^^
その彼女からいただいた入学のお祝い。
いつもはモノでいただいていたんですけど、今回は初めての現金でした。
時計をプレゼントしようと思ったんだけど、見ているうちにわからなくなってきたって(笑)
息子にそのお祝いを渡したら、
「このお金は使えない・・」とそっと別のところにしまっていました。
親戚や祖父母からのお祝いは
「ありがとうございます!!」と受け取り、欲しいものを買うのに躊躇しないのに、彼女からのお祝いは別なんですね。
彼女の気持ちも、そして息子の気持ちも、嬉しかったですね。
彼女はすごく素直で家族思い。とっても純粋な子。
「こういう若い子もいるんだ・・・」
若い子に壁をつくってはいけないなと最初に思わせてくれたのは彼女ですね。
彼女からもたくさんいろんなことを学びました。
人のこころの開かせるのがとても上手でしたし、おじいちゃんおばあちゃんにも人気だったんですよ^^
彼女も今は3児の母です。
私へのお手紙には
「自宅から通えて良かったですね。安心しますよね。」の言葉が添えられていて、私の子供も家を出るときは遠くても仙台まで、と母らしい心情ものぞかせていました(仙台から高速で1時間くらいのところです)
まだ私の中では心の温かさが続いています。
人とのご縁って本当に喜びですね。
息子はね、年配の方だったり、年上の方に本当に気にかけてもらえ、とても恵まれているとつくづく感じます。
カテキョーくんもその一人です(看護師の彼女と同じ歳かな)
身内のように心配し、励まし、接してくれる方々ばかり。
きっと、今後もお付き合いは続いていきます。
今は支えられることが多い息子ですけど、少しずつお役に立てることも出てくるだろうし、息子でできることをしていって欲しいなぁと思っています。
引きこもりのようでいて、人付き合いは嫌いではないんですよね。
自分の好きな年長者と仲良くなるのが本当に上手なのも息子の強みかもしれません。
これも学校では評価にはつながらないけど、生きていく上ではとっても大切なこと。
学校以外の場所で息子は、社会性を学ばせていただいています。
この強みは大切にして欲しいですね。